4月1日より、ポケモンSVランクマ・シーズン17がスタートした。今期がレギュレーションF最終シーズンとなる。
この記事では、シーズン17初日のダブル使用率を見ていきたい。
シーズン17初日使用率
■シーズン16から使用率が上がったポケモン
・連撃ウーラオス:前期6位→今期5位
・化身ランドロス:前期8位→今期6位
・パオジアン:前期9位→今期8位
・エルフーン:前期21位→今期10位
・コータス:前期14位→今期12位
・イエッサン♀:前期15位→今期13位
・ウガツホムラ:前期20位→今期16位
・ウネルミナモ:前期28位→今期20位
・Hウインディ:前期23位→今期22位
・ヘイラッシャ:前期30位圏外→今期23位
・テツノカイナ:前期25位→今期24位
・エンテイ:前期26位→今期25位
・キラフロル:前期30位圏外→今期26位
・ガチグマ:前期30位→今期27位
■シーズン16から使用率が下がったポケモン
・ガオガエン:前期3位→今期7位
・ゴリランダー:前期5位→今期9位
・一撃ウーラオス:前期10位→今期11位
・モロバレル:前期11位→今期14位
・リキキリン:前期12位→今期15位
・カイリュー:前期13位→今期19位
・ブリジュラス:前期16位→今期18位
・サーフゴー:前期18位→今期21位
・Aガチグマ:前期19位→今期30位
・Aキュウコン:前期22位→今期30位圏外
・クレセリア:前期24位→今期29位
・ドドゲザン:前期27位→今期28位
・ディンルー:前期29位→今期30位圏外
■順位変動なし
・ハバタクカミ:1位
・オーガポン:2位(※のちに解説)
・タケルライコ:4位
・イーユイ:17位
※色分けの意図
あああ:5位以上上がった
あああ:5位に近いほど上がった
いいい:5位以上下がった
いいい:5位に近いほど下がった
前期に比べて使用率が上がったポケモンの傾向としては、晴れパに組まれるポケモンが多い。
化身トルネロスは前から高い使用率だったが、タケルライコが本格的に増えたシーズン16で使用率7位に転落した。しかし、にほんばれを覚え、天候を晴れにできる。それ以外の天候技も覚え、晴れパメタとしても使える。
このあと触れるオーガポンより素早さが1高く、タケルライコが多い環境でも評価を高めたのだと思われる。
今期、もっとも使用率が上がったエルフーンはにほんばれ要因として晴れパに組まれることが多い。また、くさとフェアリーの複合タイプは、使用率上位30位としては使用率4位のタケルライコのでんきとドラゴンの両ウエポンは半減できる唯一のポケモンであり、タケルライコメタとしても使える。
ウガツホムラやウネルミナモも晴れパに組まれることが多い。
ヘイラッシャは晴れパに組まれないが、前期からディンルーとの並びが多かった。
キラフロルはヘイラッシャとシャリタツの特性「しれいとう」で合体した後、まもるを挟みつつ相手を毒ダメージでできる場づくり要因として入されることが多く、この構築は”毒寿司”と呼ばれる。
前期から使用率が下がったポケモンとしては、まずガオガエンとゴリランダーが減った。この2匹は通称ガエンゴリラ(ゴリラガエンとも)と言われ、2匹ともねこだましを覚え、2匹でサイクルを回してねこだまし択を迫る並びだ。
しかし、今期では2匹とも使用率を大きく落とすこととなった。
カイリューは前期、いかさまダイスを持たせたスケイルショット・はがねテラス型が主流となっていた。しかし、使用率はむしろ下降した。
Aガチグマは前期の時点で数が減っていたと感じる。トリル要因として使われることが多いリキキリンも減り、激減に拍車をかけたようだ。
Aキュウコンは前期終盤の時点であまり見なくなった。アタッカーとして組まれることが多いフリーザーも同様で、こちらも上位30位から転落した。
クレセリアは減っているようだが、トリル要因として組まれることが多いガチグマは増えているという謎。これはヘイラッシャと組まれることが多いディンルー減少にも言えることだ。
ハバタクカミ、オーガポン、タケルライコは前期から一桁順位をキープしている。ただ、オーガポンは井戸の面を竈門の面が上回った。
技は
ツタこんぼう:99.8%
ニードルガード:95.8%
このゆびとまれ:70.5%
ウッドホーン:63.5%
ウッドハンマー:19.7%
じだんだ:17.0%
が1割以上となった。
竈門の面の場合、ツタこんぼうとニードルガードが確定枠で、くさ技はウッドホーンかウッドハンマー、あと1つはこのゆびとまれかじだんだとなるか。
雪パという冬が終わり、晴れパという春がやってきた。現実の四季も4月で春を迎え、リアルとリンクしている。ただ、晴れパはどちらかと言えば夏とも言えるか。