ちびまる子ちゃん主人公のまる子ことさくらももこ役で知られる声優のTARAKOさんが3月4日に死去していたことが9日に伝えられた。
これを受け、ちびまる子ちゃん公式サイトは番組の今後や後任についてアナウンスした。
ちびまる子ちゃん公式、TARAKO出演のラストエピソードと後任についてアナウンス
『ちびまる子ちゃん』で「まる子」役を演じ続けられてきたTARAKOさんが、3月4日(月)未明にご逝去されました。TARAKOさんは1990年1月7日に放送を開始した『ちびまる子ちゃん』の初回から、34年間にわたって「まる子」役を演じていただきました。これまでの多大なるご功績に感謝するとともに、謹んで哀悼の意を表します。
TARAKOさんが『ちびまる子ちゃん』にご出演されている最後のエピソード”「まる子、水の味がわかる?」の巻”は、3月24日(日)の1時間放送のなかでお届けする予定です。
このエピソード以外は、3月10日(日)以降当面の間、過去に放送した作品を改めてお送りいたします。
なお、後任の声優、後任による放送開始時期については現在対応を検討しているところです。
まる子の後任はTARAKOと似た声優になる!?
TARAKOさんの急逝を受け、アニメ「ちびまる子ちゃん」を放送するフジテレビは対応に追われている。同局関係者は「放送のストックはあまり多くないため、早く後任者を決める必要がある。今はその選定作業を進めている最中」と明かした。
一般的にアニメ声優のキャスティングはオーディションを経て選任する場合もあれば、制作側が声優を直接指名して起用が決まるパターンもある。アニメ関係者は「通常のアニメではオーディションに1カ月ほどかかることが多い」と話した。
「ちびまる子ちゃん」は国民的アニメとして定着しており、まる子の声はTARAKOさんのイメージが強い。過去にはアニメ「ルパン三世」で主人公の声を務めた山田康雄さんが亡くなった際、モノマネをしていた栗田貫一(66)が後を引き継ぐケースもあった。
制作関係者は「TARAKOさんの声に似た人を探すか、イメージを一新した声優を起用するか、今まさにその検討をしている最中」としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3364a1ad1eb01b998b7cc148c288064b3bba6366
TARAKOさん死去を受け、放送局のフジテレビは急ピッチで後任を決めているそう。まる子は主人公であり、基本的には全話登場する。そのため、急いで決める必要がある。
番組の発表によると、3月24日放送がラストエピソードということで、3月中には決めたいところだろう。
制作関係者は「TARAKOさんの声に似た人を探すか、イメージを一新した声優を起用するか」検討しているとのことだが、まる子は2018年に死去した作者のさくらももこ先生の少女時代であり、自身の分身ということで自分と似た声だったTARAKOさんを選んだという逸話が有名だ。
さくら先生の意志を継ぐなら、後任はTARAKOさんと似た声優を選ぶべきだろう。ネットでは、イメージを一新した国民的アニメ「ドラえもん」の声優変更を引き合いに
ドラえもんのように全く違う声の人を使ってしまったら世界観が変わってしまう。 TARAKOさんが生き続けられるように、なるべく近い声の人を使ってほしい。
近い声の方にすべきかと思います。
ドラえもんなんかは声優を一新したきっかけで見るのを辞めました。悪い意味では無いですが幼少期から見ているものがガラッと変わるとなかなか慣れないものです。私は平成生まれなので、ドラえもんは大山さんのイメージですね。偶然放送時間にテレビつけたら、最近のドラえもんは絵柄のタッチが変わってしまってて、どうも苦手です。ドラえもんのキャラもあんなキャピキャピしてなかったし、のび太の保護者な感じから友達になってる気がしました。
ちびまる子ちゃんは今でもたまに見ていますが、やはり他のアニメでもすぐ気付く程独特な声だったので、TARAKOさんから全く違う声に変わったら違和感有るだろうなぁ。これからの子供たちは今のドラえもんで声でいいと思いますが昔から見ている人だと大山のぶ代さんのイメージが強すぎますね。
まあちびまる子ちゃんも出来れば似たような声(声質)の人でやったほうがいいのではないかと思いますが。ドラえもんは声優だけではなく作風も変えてしまって、もうドラえもんは終了したと思って思い出の作品にしてます。
大長編ドラえもんなんか、昔はちょっとした社会問題とかさりげなくあって中身のある面白いストーリーでしたが、先生が亡くなってから単なるおちゃらけマンガですね。
ちびまる子ちゃんは、サザエさんのように上手く引き継いでいってほしいです。
など、ドラえもんの二の舞になってほしくないという声がみられた。
まる子の後任は歌手のイルカ!?
【訃報】声優のTARAKOさん急死 63歳
1990年1月7日の初回放送から現在まで35年にわたり『ちびまる子ちゃん』のまる子役を演じてきた。遺族は悲報をフジテレビと所属事務所に伝えており、葬儀は家族葬で営むという。
ご冥福をお祈りします
— ステイ・D@NIKKE【進撃の楽園】 (@stay_d_NIKKE) March 8, 2024
なお、まる子の後任に関しては声優だとアニポケのニュース役で知られる犬山イヌコ、本業は歌手だがイルカも候補として挙げられている。
▼犬山イヌコの地声
特にイルカは、さくら先生がパーソナリティを務めるラジオ番組「さくらももこのオールナイトニッポン」にゲスト出演した際、TARAKOさんもおり、誰がしゃべっているのか分からないくらいそっくりだったという。
漫画家のさくらももこと、彼女に声が似ているという理由で選ばれた『ちびまる子ちゃん』のまる子役の声優TARAKOと声がそっくりであり、『さくらももこのオールナイトニッポン』で鼎談した際には誰が話しているのかわからなくなるほどであった(実際にはイルカが少し低くハスキー、TARAKOが高めでハリがあり、さくらは二人の中間くらいの声の高さでよりソフトという微妙な違いがある)。
▼イルカ単体の声
しかし、いくら声が似てるとは言え、イルカのWikiを見る限り、声優業を一度もやったことがなく、いきなりちびまる子ちゃんという長寿番組の、しかも主人公役という大役を引き受けるとは思えない。さすがに後任は本職声優から選ばれるはずだ。
▼イルカ、鳥山明先生とTARAKOさん死去にコメント
ホヨヨ~とアラレちゃんとがっちゃんはいつも元気をくれた!ドラクエのコンサートへは冬馬が小学生の時に。
TARAKOちゃんとさくらももこちゃんとイルカのANNでは誰が誰の声か?判らなかったね!
日々色んな事が有る人生で夢と勇気を下さったお二人。
鳥山明さんとTARAKOさんの御冥福をお祈り致します。 pic.twitter.com/IbUdqDb0z8— IRUKAイルカ(神部としえ) (@IRUKA_50th) March 9, 2024