今週土日、ポケモン海外公式YouTubeチャンネルで公式大会が配信された。
2月12日以来、約3週間ぶりの大会となったが、使用率に少々変化があったようだ。
ウーラオス、使用率低下
DAY1は前回大会と似た感じだが、DAY2ではついにガオガエンが使用率1位に回帰。続いて、藍の円盤の完全新規ポケモンで最強のタケルライコが2位にランクインした。
そしてなんと、使用率1位で同じみなハバタクカミが6位に転落した。こんなことはSV始まって初めてだろう。
レギュレーションFになってから、ウーラオスは一撃の型が主流となった。今大会では2日間とも一撃の型が多かったが、連撃の型とほとんど変わらないくらいに低下。使用率は7位から9位程度に減った。
使用率低下として考えられるのは、やはりタケルライコだろう。連撃の型はでんき技が弱点であり、じんらいで容易に縛られる。一撃の型もタケルライコはフェアリーテラスが主流であり、フェアリーテラスをきられるとタケルライコへの打点がなくなる。
一応、どくテラスどくづきで突破できなくもないが、こだわりハチマキが必須となるため、技選択の自由は減ってしまう。
そもそも、環境にフェアリーテラスが多く、一撃の型もだんだん刺さりにくくなっているのが現状だ。
化身トルネロスも、タケルライコの影響で使用率が低下傾向だ。現環境ではトルネロスを採用せず、ハバタクカミがブーストエナジーで素早さを上げてきて、こごえるかぜでS操作する構築が増えている。
タケルライコの増加に伴い、ランクマでは化身ランドロス、ガチグマ(両方)、ディンルーといったじめんタイプ採用の構築が増えた。特にクレセガチグマは油断すると4タテもあり得る突破力を持ち、その対策としてゴリランダーが再び注目されている。
DAY2使用率としては、ガオガエン、タケルライコ、井戸オーガポン、化身ランドロス、ゴリランダー、ハバタクカミが新BIG6になりそうか。
ちなみに、今大会ではアロキュウフリーザーが優勝した。キュウコンで雪を降らし、フリーザーとともにふぶきぶっぱする構築だが、フリーザーはゆきふらしでかわしまくってくるのが厄介だ。