6月21日に発売が決定したエルデンリングDLC。今回は3分のトレーラーが公開され、公開後公式サイトにあらすじ、新マップ「影の地」、武器や魔法、戦技などが追加されるほか、本編では語られなかった群像劇が描かれることが明かされた。
本作はDLC1本だが、DLCとして高価格の4400円となる。
今回、明かされた情報は少ないが、トレーラー公開後にフロムソフトウェアの社長兼エルデンリングのディレクター宮崎英高氏へのインタビュー記事が続々と公開されている。
この記事で全てを紹介するのは難しく、今回はDLCのボリュームや難易度に着目して紹介したい。
エルデンリングDLCのボリューム
・ダークソウルシリーズやブラッドボーンなどのDLCと比較して、それよりも明確に大きなものになる
「DLCとして、過去最大のものになるのは間違いないと思います」・そこまで膨大なボリュームになった理由については、「DLCでも『エルデンリング』らしい体験を、と考えたとき、現状のボリュームは必要に感じたのです」
・影の地はリムグレイブよりも大きく、多彩なものになる
▼ちなみに、リムグレイブの広さはこんな感じ
・新しい武器種は8つ追加され、既存の武器種の追加もある
・追加される武器種について、大型の日本刀である大刀や逆手剣、いわゆるモンクをイメージした”格闘”であったり、攻防一体の“デュエリング・シールド”、すべての攻撃が投擲となる、投擲短剣など、より特徴的な、新規性の高い方向性も用意している
エルデンリングDLCの難易度
・パラメータ的な難易度は、本編の後半に準拠する
・基本的に、難易度に対するアプローチは本編から変えていない
・SEKIROの攻め力(敵に与えるHPダメージと体幹ダメージに影響するステータス)のようなDLC限定のレベルアップ要素が追加され、従来のレベルとは別に、影の地でのみ有効になる“攻め力”がある
・これは「脅威に挑む自由度」のために用意したもので、「このボスは手強いから、別のところを探索して、強くなってから再挑戦しよう」といったことを、高レベル帯でも体験しやすくするもの
・一方、“攻め力”を上げることを抑えることで、あえて低いレベルで脅威に挑む、といった体験もできる
・DLCのパッケージになっていて、公式サイトのあらすじに「(影の地)を火で焼いた」とつづられているメスメルについては、このDLCでプレイヤーに立ちはだかる大きな壁となり、ストーリー上も重要なキャラ
・マレニアみたいな、「倒さなくてもいいよね」というボスも用意していて、これに関してはハードコアな手ごたえを感じていただけるように調整しようという方針もある
・10を超える新しいボスが登場する
・マレニアと同等の存在がいる
ダークソウル3DLCシーズンパス(DLC2本セット)の2倍価格ということで、ボリュームも過去最大になるそう。新しい武器種は8つも追加され、既存の武器種も追加される。
DLCとしては高額のわりにスカスカだったら残念に思ったが、その心配はなさそうだ。
影の地への入り口はモーグウィン王朝のボス血の君主、モーグとのバトルフィールドから転送により向かうこととなり、そのためにモーグと星砕きのラダーンを倒す必要があるという。
DLCでも死にゲー路線は変わらないが、SEKIROの攻め力のようなDLC限定のレベルアップ要素が追加され、従来のレベルとは別に、影の地でのみ有効になる。
これは「脅威に挑む自由度」のために用意したもので、“攻め力”を上げることを抑えることで、あえて低いレベルで脅威に挑む、といった体験もできる、と語っているが、新しい成長要素を用意したとなると、これを上げること前提のボスもいるのだろう。
メスメルは大きな壁になる、としているが、あくまでストーリーボスとなる。マレニアみたいな、「倒さなくてもいいよね」というボスも用意している、と語られており、さすがにマレニアレベルではなさそうだ。
ラダーンやマリケス、もしかしたらラスボス級の強さかもしれない。
マレニアと同等の存在もいるらしく、撃破が非常に困難なボスがDLCでも少なからずいそうだ。
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