BWリメイクを出すべきではない2つの理由

BWリメイクを出すべきではない2つの理由

2月27日のポケモンデーでBWリメイクが発表されると期待の声が上がっている。

しかし、個人的にはBWリメイクは出すべきではないと考える。今回は筆者個人の率直な意見を発信したい。

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理由1:セクシー田中さんの原作者が自殺したことで原作改変=悪の流れが出来上がってしまった

ポケモンシリーズは最新作のSVで第9世代を迎え、このうち初代からダイパまでリメイクが発売されている。しかし、RSリメイクのORASは原作の改変や改悪が多く、それが理由が当時大炎上した。

ORASの原作改悪に関しては、ゲーム評価サイト「ゲームカタログ」に問題点が長文でつづられるほど、かなり問題視された。

▼問題点の一部を紹介

▼全文はこちら

筆者は初代からずっとポケモンをやっているが、ORASのときに一度引退している。ORASの原作改悪もそうだが、XY環境のガルモンから一向に変わらず、嫌気がさしたというのもある。

RSにめちゃくちゃ思い入れがあるわけではなかったが、RSからポケモンを始めたり、RSが好きな人は気の毒だと、当時も感じた。自分が好きだった作品をめちゃくちゃに変えられていい気分はしないだろう。

先月末、セクシー田中さんの原作者である芦原妃名子先生が、ドラマの原作改変騒動の末、自らの命を絶った。この事件を受け、「原作改変は悪」という流れが出来上がり、原作改変の風辺りが強くなっている。

どのくらい強くなったかと言うと、「彼女、お借りします」の原作者である宮島礼吏先生が、2022年に放送された実写ドラマについて感謝を述べただけで叩かれるほどだ。

原作改変騒動がいまだ騒がれる中、ORASのような改悪リメイクなんて出したら、大炎上不可避だろう。「セクシー田中さんの件で何も学ばなかったの?」←こんな声が殺到するのではないか。

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理由2:ダイパリメイクみたいな忠実リメイクも叩かれる

だからと言って、ダイパリメイクみたいな忠実すぎるリメイク、当時の二頭身ままでも、リメイクの必要性が薄いと言われる。

先日、BWリメイクがトレンド入りしたときにダイパリメイクもトレンド入りしたが、いまだに文句言っている人が結構いる。

ORASの原作改変(悪)もダメ、ダイパリメイクの忠実すぎるリメイクもダメ。つまり、ポケモンユーザーはHGSSに匹敵するクオリティじゃないと納得しないわけだ。

しかし、今のゲーフリにHGSSに匹敵するリメイクを作れるとは思えない。作れたら、ORAS以降の不満はなかったはずだ。

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今後は過去作を原作にした完全新作だけでいい

ポケモンのリメイクはどうやっても荒れるので、今後はピカブイのような初代リブート(ストーリーは初代と同じだが、主人公とライバルは本作オリキャラに。初代主人公のレッドとライバルのグリーンは別にいる)またはレジェンズアルセウスのような過去作を原作とした完全新作だけ出してほしい。

過去作を原作とした完全新作であれば、ストーリーは自由に改変して問題ない。舞台設定やキャラについて、原作とのつながりを考察するという楽しみもできる。

レジェンズアルセウスでは、このシリーズで初出となる新ポケモンが多数登場。最新作のSVで特性が判明、ランクマでも解禁されるなど、次世代で実践投入できる楽しみもあった。

これまでのシリーズではなかったアクション要素やクラフト要素があり、ジャンルもRPGではなくアクションRPGになるといった新しい取り組みもあった。

レジェンズアルセウスはダイパを原作とした完全オリジナルストーリーで展開された。ダイパリメイクからわずか2ヶ月後の発売だったが、国内364万本、世界1483万本と、ダイパリメイクの国内385万本、世界1492万本に迫る売り上げを叩き出した。

この成功を受け、今後も過去作を原作とした完全新作を発売する可能性がある。リーク界隈では、今年のポケモンデーでBWか金銀または両方を原作とした完全新作が出ると言われている。

レジェンズアルセウスのキング・クイーン戦は相手の攻撃を避けつつ、シズメダマを当てていくだけだった。今後もアクション要素を入れるなら、もう少しアクションを強化してほしいと思う。

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