ポケモンSVのDLC「碧の仮面」に登場したオーガポンについて、ある理由から当初は禁止伝説枠ではないかと言われていた。しかし、合計種族値が550であり、ランクマに出場できることから準伝説枠とされているが、番外編の登場で再び禁伝説が再浮上している。
オーガポンが禁伝である根拠
1.DLC三部作全てに見せ場がある
碧の仮面では看板ポケモンとして登場。ストーリーの根幹を担い、主人公と碧の仮面に登場、DLC全体のキーキャラとなったゼイユとスグリを繋ぐポケモンとしても活躍した。
藍の円盤ではストーリーに直接かかわるわけではないが、ゼイユとブルベリーグチャンピオンのスグリに出すと特殊演出が発生する。
番外編でもストーリーに直接かかわらないが、モモワロウに出すと、元の主人を殺された怒りをあらわにするような反応を見せる。
藍の円盤以降も、ゼイユとスグリの会話で度々話題にされ、公式からかなり優遇されているポケモンと言える。オーガポンが準伝だとしたら、ここまで見せ場があっただろうか。
一方、藍の円盤の看板ポケモンであるテラパゴスは番外編で一切話題がない。関わりがないから当然だが、モモワロウに出しても無反応だった。
剣盾のDLC「エキスパンションパス」第1弾「鎧の孤島」の看板ポケモンであるウーラオスとは、DLC第1弾で看板を飾ったポケモンということでよく引き合いにされるが、ウーラオスは第2弾「冠の雪原」では一切見せ場がなかった。
2.図鑑の色が他の禁伝と同じ
オーガポンは上下に黄土色のラインが入っているが、これは禁伝であるコライドン、ミライドン、テラパゴスにも確認できる。黄土色のラインはこの4匹しか該当しない。
ちなみに、モモワロウはその他大勢と同じ水色のラインだった。
マジカル交換→×GTS→〇=禁伝
オーガポンはマジカル交換に出すことができない。マジカル交換は禁伝と幻を出すことができない。
一方、GTSには出すことができる。GTSは幻や配布限定を出すことができない。
【補足】幻のポケモンは過去作で通常プレイ(直近だとレジェンズアルセウスのクリア後に出現する幻とか)でゲットしても「運命的な出会い」となり、このことからGTSに出せないと思われた。藍の円盤でゲットできるメロエッタは「運命的な出会い」にならないが、交換に出すことはできなかった
このことから、オーガポンは禁伝であることが確定的である。
まとめ
以上のことから、オーガポンはやっぱり禁伝なのではないかと思う。禁伝にしては合計種族値が低く、今のランクマに出場できるのはおかしいという意見もあるだろうが、種族値を抑えたため、特別に出場が許された禁伝なのかと思う。
種族値が抑えられても、禁伝であるなら強いのは納得だ。ダブルでは一時期、評価が傾いた時期があったが、レギュレーションFでは再び使用率が高まっている。なんだかんだ言って強いポケモンであるのは間違いない。
オーガポンが禁伝であれば、今後のシリーズでも合計種族値が抑えられていれば、通常のランクマに出場できる禁伝も出てくるかもしれない。