1月9日から12日までの4日間、アメリカ・ラスベガスで開催される電子機器の見本市「コンシューマー・エレクトロ二クス・ショー2024」(CES2024)で、MSIはAI機能搭載モニター「MEG 321URX QD-OLED」を発表した。
このモニターはPCゲームで敵の出現予想位置を示すAI機能を搭載しており、これを受けてSNSでは「ハードウェアチート」だと批判が殺到している。
MSI最新モニターに批判殺到
AIの力が対戦ゲームに嵐呼ぶ?MSIが『LoL』プレイ時に敵の出現予測位置を示す最新モニター発表―他作品にも学習で対応可能https://t.co/CzzaHIHpDn
下部ライトで自機体力を表示する機能も持ち、AIトレーニングアプリで『LoL』以外のタイトルへの対応も可能だといいます。 pic.twitter.com/t7G0NkULE9— ⚡Game*Spark⚡ (@gamespark) January 10, 2024
記事によると
・MEG 321URX QD-OLEDについて、CESの展示機では機能の内、LoLに最適化しての敵の出現位置予測機能「SKYSIGHT」と自機体力をモニター下部ライトで表現する「HEALTH INDICATOR」機能が公開
・SKYSIGHTは画面上のミニマップを分析して敵がどこから来るのかを認識するといい、画面上にアイコンを表示してそれをプレイヤーに知らせるというもの
・あくまで処理がモニター内のチップで行われているため、ゲーム側が本機能の使用を検出するのは大変困難である可能性が高い
・競技シーンではオンラインイベントでの公平性が損なわれる懸念が指摘されている
・MSIによると、本機能はLoLのみならず、トレーニングアプリを利用することであらゆるゲームに対応する予定
・トレーニングアプリはPCで処理されるが、トレーニング後の実際の利用時にはモニター側に搭載されたチップがすべての処理を担い、PCへの負荷はかからない
ポケモンに例えるなら、外部ツールで相手の構築データや1ターンごとの立ち回りを全てカンニングできるといった感じか。実は、XYのときにこれが本当にあって一時期、レート対戦が中止される事態があった。
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このポストには
ハードウェアチートってコト!?
※外部周辺機器を使用したもの。連射機能付きゲームコントローラーや、マクロ機能のあるマウスやキーボードなどが挙げられるチート ダメ 絶対
これはあかん
FPSのクロスヘアのように画面にテープ張り付けて照準する工夫とはワケが違い過ぎる
ゲーム本体にない、AIの補助機能を提供するのはフェアプレイを阻害し、ゲーム業界全体への悪影響を及ぼしかねない
しかもMSIほどのゲームブランドが発表してしまったのが悲しい
止める奴おらんかったのかMSIは特定のFPSで有利なクロスヘアを表示させる機能も積んでるからゲーマーはメインモニターとして使わないほうがいいね。
ここ最近AIって悪い人間が得をするためにあるようなイメージしか出て来なくなってきてたんだけど、大手メーカーがハードウェアチートみたいな事をAIでやるとかディストピア感すら出て来た…
これが良くてサイバーガジェットのプロアクが駄目…と?
意味わからん_(┐「ε:)_こう言う規約違反なデバイス出す時点でゲーミング機器メーカーとして低俗
AIでのハードウェアチートなら思いつくだけでも色々考えられてしまう。
例えばFPSなら
・特定の速度で移動したと仮定した場合の壁抜きの補助表示(予測WH)
・段差を計算したヘッドショットライン
・偏差撃ち補助
・敵のハイライト表示
こんなのも許される世界線になってほしくないが。ハードウェアチートに関する色んな意見が集まってるけど、「単なるデバイス性能の差だろ」みたいなのは流石に話を矮小化し過ぎでは。
「AI予測によるプレイヤーへの視覚的補助」って意味で考えるなら、例えばそれがWallhackに近いような機能であっても「単なるデバイス性能」で片付ける話なのか。
など、批判の声が殺到している。