藍の円盤に登場した新パラドックスのウガツホムラ。エンテイの古代パラドックスだが、エンテイと比べて強くなったのか。
エンテイのほうが強い
タイプ:ほのお・ドラゴン
種族値:HP105-攻撃115-防御121-特攻65-特防93-素早さ91(合計590)
特性:こだいかっせい(ブーストエナジーを持たせるか、にほんばれのとき、自分の一番高い能力が上がる)
▼エンテイのデータ
タイプ:ほのお
種族値:HP115-攻撃115-防御85-特攻90-特防75-素早さ100(合計580)
特性:
プレッシャー(技を受けたとき、PPを2減らす)
せいしんりょく(相手の技でひるみ状態にならない。相手のいかくの効果を受けない)
タイプはほのおとドラゴンの複合タイプとなり、弱点は3つと変わらない。しかし、半減は6つから5つに減っている。
種族値は防御が大きく伸び、特防も伸びるなど防御面が強化された。HPは10下がったが、防御も特防もかなり伸びており、物理耐久も特殊耐久も総合的に上がったと言える。
一方、素早さは9落ちた。特攻も落ち、特殊技を持たせるのは難しくなった。
特性はこだいかっせいになったが、エンテイのせいしんりょくのほうが、ねこだましやいかくに強いので優秀だ。
専用技「かえんのまもり」はまもるやみきりの効果に加え、直接攻撃してきた相手を火傷状態にする。一方、対象となるのは相手の攻撃技だけであり、変化技は防ぐことができない。また、まもるやみきり同様、ウーラオスのふかしのこぶしも防げない。
こういった”穴”がありながら、相手を火傷にするだけというのは微妙すぎる。かえんのまもりを使うぐらいなら、エンテイでせいなるほのおを打ったほうが期待値が高い。
せいなるほのおはほのおタイプの物理威力100・命中95。物理技でありながら非接触技で、ゴツゴツメットやニードルガードによる定数ダメージを受けず、50%の確率で相手を火傷にする優秀な技だ。
ウガツホムラはエンテイが覚えたしんそくやふんかも覚えない。そのため、ダブルならエンテイのほうが強いだろう。現に、カジュアルではエンテイのほうが見かける。
一方、回復技のあさのひざしやほのおタイプ版げきりんのだいふんげき、積み技のりゅうのまいやニトロチャージ、スケイルショットなど、シングル向けの技がそろっている。防御面の強化も、一対一のシングルのほうが活きてくるし、シングルであれば活躍できるはずだ。