藍の円盤で登場した新わざマシンにより、現レギュレーションE環境で使えるポケモンで強化されたポケモンを探していたところ、リオルが中々強かったので紹介したい。
リオル、はやてがえし&コーチング取得で強化される!
タイプ:かくとう
種族値:HP40-攻撃70-防御40-特攻35-特防40-素早さ60(合計285)
特性:いたずらごころ(自分の使う変化技の優先度が1だけ加算される)
※ほか2つあるが、リオルを使うならこれ以外ありえないので割愛
リオルは、人気ポケモンで知られるルカリオの進化前だ。進化前なため、合計種族値は最底辺となっている。
なぜリオルのままなのかと言うと、特性「いたずらごころ」を使いたいからだ。いたずらごころはダブル使用率2位、レギュレーションE結論パの一体でもある化身トルネロスと同じ、ダブルでは非常に強い特性だが、ルカリオに進化するとせいぎのこころに変わってしまう。
そのため、リオルのまま使うというわけだ。
テラスタイプなどの構成はこちら
テラスタイプ:かくとう
持ち物:ゴツゴツメット
技:はやてがえし きしかいせい こらえる コーチング
性格補正:ようき
個体値:31-31-31-×-31-31
努力値:HP116(4)-攻撃122(252)-防御60-特攻×-特防60-素早さ123(252)
特性:いたずらごころ
藍の円盤に登場した新わざマシンにより、はやてがえしとコーチングを取得。コーチングはいたずらごころにより、優先度+1状態で繰り出せ、先制して味方の攻撃と防御を強化できる。
おすすめは、連撃ウーラオスとともに初手選出し、先制コーチングで味方のウーラオスを強化。
すいりゅうれんだでタスキ貫通&確定急所、ふかしのこぶしでガードを突破してくるウーラオスの火力がさらに上がり、そして防御が上がったことで相性で不利な物理アタッカー、例えばテツノカイナや井戸オーガポン、ゴリランダーとの殴り合いで勝つことも可能だ。
ちなみに、コーチングはまもるやみきりを貫通するため、ウーラオスでみきりしながらコーチングで強化することができる。
はやてがえしはかくとうタイプの物理威力65。優先度+3で、相手を100%の確率でひるませる。ただし、そのターン相手が選んだ技が先制技ではなかったり、すでに攻撃を終えていたら失敗する。
相手が先制技じゃないと失敗してしまうが、リオルはいたずらごころで変化技を優先度+1で出せるということで、相手の先制技を誘いやすく、非常に相性がいい。主にねこだましメタだが、アクアジェット(連撃ウーラオス&カイリュー)、グラススライダー(ゴリランダー)、しんそく(ヒスイウインディ&カイリュー)、ふいうち&こおりのつぶて(パオジアン)といった先制技にも有効だ。
地味にタイプ一致威力97で打てる。
こらえるは連撃ウーラオスのすいりゅうれんだを耐えて、さらにゴツゴツメットで3回削るといった用途がある。
最後の枠はきしかいせいにしてみた。こらえるでHP1になれば、きしかいせいはMAX威力200となる。さらに、かくとうテラスすることで威力400に。リオルの低い攻撃でも、威力400ともなれば、相当な火力となる。
サポート型と思わせて、実はアタッカーもできるということで、残った後もくさりにくくした。
はやてがえしは優先度+3ということで、ねこだましと同じだ。使用率が高いねこだまし要因のゴリランダーは確実に抜きたいということでようき最速とした。ここまでの数値であれば、抜かれることはないはずだ。
使用感
使用したところ、昨日紹介したイエッサン♂よりかは使えた。ただ、環境を変えるほどかと言われると微妙なところ。それでも、新わざマシンで強化された既存ポケモンの中では、五本の指に入る強さだと思う。
つまり、新わざマシンで強化された既存ポケモンはほとんどいないというわけだ。
イエッサン♂はゴリランダーが多い環境であり、グラスフィールドで上書きされてワイドフォースの威力が元に戻ることが多かった。
一方、ゴリランダーはフィールドを変えられても、攻撃種族値125から放たれるウッドハンマーは威力120であり、十分な火力を出せる。ねこだまし、ヒスイウインディやヒードランに4倍弱点をつける10まんばりきもあり、フィールドに頼らなくても強い。
ゴリランダーが多い以上、イエッサン♂を活躍させるのは難しいだろう。