オトナプリキュア8話感想 プリキュアで戦争描写 ベルの正体が判明

オトナプリキュア8話感想 プリキュアで戦争描写 ベルの正体が判明

オトナプリキュア8話が、11月25日に放送された。この記事では感想などをつづりたい。

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オトナプリキュア8話

8話はこまち回。過去のシャドー事件は街とその周辺でしか起きていないことを受け、こまちはシャドー事件は今に始まったことじゃないかもしれないという見解を、のぞみとココに共有した。

しかし、街に関する情報や歴史を調べてもシャドーにつながりそうなものを何も出てこず、八方ふさがりに。

そんな中、のぞみとココの話から、こまちはこの街の歴史を肌で感じている裏ボスに話を聞けばヒントがもらえるかもしれないと考え、いつもこまちの世話になっている山口さんから、裏ボスである雪城さなえと会う約束を取り付けてもらうこととなった。

翌日、雪城宅を訪れたこまち、のぞみ。ココ。こまちは今、街で起きているシャドー事件を調べていることを話すと、雪城は「知っていますよ」とさすが裏ボス。すでに街の状況は把握済みだった。

そのうえで、シャドー事件は街とその周辺しか起こっておらず、それには何か理由があるのではないかと調べているが、手掛かりになりそうな情報を見つけられず、何か知っていることがあったら教えてほしいと相談する。

雪城によると、街はかつて戦火に見舞われたが、街のシンボルである時計塔はボロボロになりながらも、鐘を鳴らし続けた。

時計塔の鐘に力づけられた人々は、こまちが手入れしている花壇を作り、長い歴史があった。

時計塔の鐘には天使の絵が描かれており、天使の名前はベル。雪城によると、「きっと私なんかよりずっとずっと前から街のこと知ってるんでしょうね」とのことで、戦争を経験した雪城よりはるか前からある時計塔のようだ。

街に希望をもたらした天使ベルがなぜシャドーを生み出しているのか。そこまでは分からなかったが、いつものベルと雰囲気が違うことから闇落ちや真の黒幕がいてそいつに操られている説が出てきた。

クライマックス、「私たちみんなの大事なもの」である花を毟るシャドーにブチギレたこまちがキュアミントに変身。

バトル後、こまちは「この街を守りたい、そう思ったら気が付いたの。私自身もこの街の一部なんだって」とし「この街が紡いできた悲しくて強くて美しい物語の登場人物なんだってこと」といい、「いつかここで生きるみんなの物語を書きたいな」と新しい夢を語った。

こまちの夢を聞いたのぞみは「その話すっごく読みたい」「私が一番最初の読者になりたい」と約束させると、突然タイムフラワーが映り、倒れてしまう。やはり、大人がプリキュアに変身することは何らかの負荷があるようだ。

8話では戦争描写が流れた。筆者は全シリーズを見ていないが、一応、対象年齢が8歳までとされるプリキュアで戦争描写は初ではないか。

若い頃のさなえ

学生の時、戦争描写がある映画などの教材を見せられた人は多いと思うが、確か早くて小学校高学年くらいだったと思う。小学校低学年では少し早いかもだが、そこはオトナプリキュア。戦争描写もしっかり描写された。

8話は戦争描写があったのと、メインキャラはこまち、のぞみ、ココの3人だけで、終始シリアスな感じだった。9話は咲回でまたいつものプリキュアに戻りそうだ。

【追記】雪城さなえは初代「ふたりはプリキュア」の雪城ほのかの祖母。無印28話「レギーネ登場! ってもう来ないで!」に登場した時は、孫のほのかとなぎさに過去の戦争体験を語っていた。当時は戦争で街が破壊された後の描写のみで、オトナプリキュアのような空襲を受ける様子は描写されていなかった。

なお、28話が放送されたのは日本における終戦の日である8月15日だった。

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