11月24日から11月27日、12月1日から12月4日のそれぞれ4日間、ポケモンSVで最強のヒスイダイケンキが出現する。
対戦ガチ勢目線で、最強ヒスイダイケンキの予想と対策を紹介したい。
最強ヒスイダイケンキの予想
タイプ:みず・あく
種族値:HP90-攻撃108-防御80-特攻100-特防65-素早さ85(合計528)
特性:きれあじ(切断系の技の威力が1.5倍になる)テラスタイプ:みず
技予想:
■攻撃技
◆いずれか一方
シェルブレードorアクアカッター(アクアカッターはタマゴ技なので持ってない可能性)
◆確定枠
ひけん・ちえなみ
◆持ってる可能性大
つばめがえしorエアスラッシュ
シザークロス
◆持っていない可能性大(タマゴ技)
せいなるつるぎ
◆特殊技
れいとうビーム
くさむすび■変化技
◆持ってる可能性大
つるぎのまい
◆持ってるかも
きあいだめ
アンコール
ちょうはつ
◆持ってない可能性大(タマゴ技)
いやなおと
ヒスイダイケンキは、2016年と2020年に行われたポケモンの人気投票で1位、アニポケ初代主人公のサトシの1、2位を争う最強ポケモンであるゲッコウガと同じみずとあくの複合タイプを持つ水御三家だ。
ゲッコウガは素早さが122と高く、それ以外は微妙だが、特性「へんげんじざい」により、SVから場に出てから最初の技だけとなったが、自分のタイプが技と同じタイプになり、全てのタイプをタイプ一致1.5倍で繰り出すことが可能で、火力もそれなりに出る。
一方、ヒスイダイケンキは一番高いのが攻撃108で、この数値も決して高くない。
そんなヒスイダイケンキだが、特性「きれあじ」により、切断系の技だけだが、威力を1.5倍に底上げでき、火力を大幅に上げられる。ヒスイダイケンキはきれあじの対象となる切断系の技を多数覚え、上記で太字としたものがそうだが、これらの多くを覚えていることが予想される。
もっとも高い攻撃と切断技の多くが物理技であることから、基本的には物理技がメインとなるだろうが、特攻も100あり、1つか2つは持っているかもしれない。
候補としては、ひこう技がつばめがえしとエアスラッシュの選択。いずれもきれあじの効果対象だ。あとはきれあじの対象になる技のタイプがないこおり技のれいとうビームと、くさ技のくさむすびが挙げられる。
タマゴ技だが、これまでの最強レイドは持っていないことがほとんどだったが、最強ゴリランダーはタマゴ技のせいちょうを覚えており、100%持っていないとは断言できない。タマゴ技のアクアカッター、つじぎり、せいなるつるぎ、いやなおとも警戒する必要がある。
最強ヒスイダイケンキの対策
最強ヒスイダイケンキはみずタイプということで、その弱点であるくさタイプかでんきタイプが相性がいい。
しかし、くさタイプはひこう技やれいとうビームなどで弱点を突かれ、短期決戦に持ち込める対戦ならともかく、長期戦になるレイドでは厳しいだろう。
でんきタイプとしては、レイド最強クラスのテツノカイナが安定だ。
テラスタイプ:でんき
持ち物:オボンのみ
技:ドレインパンチ かみなりパンチ はらだいこ てっぺき
性格補正:いじっぱり
努力値:AD252B4
特性:クォークチャージ
ほかのレイドでもよく使われているはらだいこ型テツノカイナ。てっぺきはつるぎのまいやいやなおと対策で入れた。
同じでんきタイプで、ハラバリーもいい。
テラスタイプ:でんき
持ち物:メトロノーム
技:パララボチャージ アシッドボム(なくてもOK)
性格補正:ひかえめ
努力値:BC252D4
特性:でんきにかえる
みず技がシェルブレードだとしたら、アーマーガアもおすすめだ。
テラスタイプ:かくとう
持ち物:かいがらのすずorいのちのたま
技:てっぺき にらみつける はねやすめ ボディプレス
性格補正:わんぱく
努力値:BD252H4
特性:ミラーアーマー
シェルブレードは50%の確率で相手の防御を1段階下げる追加効果を持っており、能力を下げる効果はミラーアーマーで跳ね返すことができる。つまり、相手はシェルブレードを打つたびに50%の確率で防御を下げていくわけだ。
てっぺきを積んで防御をMAXまで上げ、シールドを張られる前ににらみつけるとシェルブレードの追加効果を跳ね返して相手の防御を最大まで下げる。この状態からいけいけドンドンし、ボディプレスを打ったらワンパンできるか分からないが、相当のダメージを与えられるはずだ。
おそらく、この3体ならどれでも行けると思うが、実際の技によっては不可の可能性も否定できない。当日も、別記事でソロ対策を紹介する予定だ。