ちいかわ最新話で、人魚の肉を食べることで得られる永遠の命とは単三電池で動くロボットになることが判明。これを受け、Xでは「ソウルジェム」がトレンド入り。また、「魂の物質化」や「第三魔法」などもトレンド入りしている。
ソウルジェムとの共通点
ソウルジェムとは最近、新作映画が発表された「魔法少女まどか☆マギカ」シリーズに登場する魔法少女の魔力の源。これは本来、目に見えない魂を物質化したものとなっている。
魔法少女になっても老化するが、魔力で老化を止めることができ、実際に外伝シリーズには年をとらない魔法少女が登場しているようだ。
大きな怪我や病気を患っても、魔力で治すことができる。ソウルジェムがある限り、不老不死が実現する。
一方、ソウルジェムが壊れると簡単に死ぬし、体とソウルジェムが離れすぎると死体のように動かなくなる。ソウルジェムが穢れきると魔女になり、人間としては死ぬこととなる。
ちいかわは単三電池、まどマギはソウルジェムなどで魂の物質化、これらがある限り不老不死だが、単三電池は使い続ければいつか電池切れとなり、ソウルジェムは体を維持するだけでも魔力を使うため消費は避けられない、といった共通点から引き合いにされているようだ。
しかし、ちいかわの単三電池は魂というより心臓に近い。現に、単三電池は電池切れもしくは紛失または故障などで使えなくなっても、別の物に交換すれば大丈夫なはず。心臓は使い物にならなくなっても、心臓移植すれば生きながられることは可能だ。
一方、ソウルジェムは1人1つで壊れたらそれまで。替えは効かないものとなっている。
ちいかわ世界の単三電池の価値は知らないが、リアルでの単三電池は数百円で簡単に購入できる。一方、ソウルジェムの穢れをとれるグリーフシードは魔女を倒さないと入手できず、その戦いでソウルジェムを失うリスクがある。
また、ちいかわは単三電池の状態から別の存在になるリスクもなく、こちらのほうがより永遠の命である。
第三魔法とは違う?
第三魔法とは、「Fate/stay night」に登場する失われた第三魔法「魂の物質化」(天の杯【ヘヴィンズフィール】)のこと。
物質界において唯一永劫不滅でありながら、肉体という枷に引きずられる魂を、それ単体で存続できるよう固定化する。精神体のまま魂単体で自然界に干渉できるという、高次元の存在を作る業。魂そのものを生き物にして、次の段階に向かう生命体として確立する。
魂は星幽界という物質界より高位の次元に属しており、エーテル体に宿り、生物として活動したり、幽体になったりする。魂を物質界に降ろすのに要する魔力より、魂が保有するエネルギーの方が多いが、星幽界から降ろした魂は魂と同じ肉体でなければ留める事が出来ず、精々自分の魂を自分のクローンに魂を移す程度で、後は魂がこの次元から消え去るのを待つだけ。
しかし第三魔法を用いれば、その自然の摂理を捻じ曲げ、魂を別人の肉体に定着させたり、永久機関とすることで魂のエネルギーを魔力として無尽蔵に汲み出す事が可能。
つまり簡単に言うと「永久機関と不老不死の実現」。
第三魔法に詳しい人によると、ちいかわに例えるなら肉体がなくても単三電池で生きていける生命体を作る業なので少し違うという。
第三魔法は例えるなら肉体がなくても単三だけで生きていける生命体を作る業なので少しチガウ(単三で例えるな)
— 銀月マダオくん (@silver_moon_M) November 9, 2023