ポケモンSVランクマ・レギュレーションEから使えるようになったエンペルト。シングルでは初日から使用率トップ30入り、ダブルでもトップ30入りとなった。
エンペルト、シングルでもダブルでも強い!
ポケモンバトルデータベースによると、シングルでは使用率19位、ダブルでは使用率29位となっている。
シングルではあくび、ステルスロックで起点を作る起点作成型がもっとも多いようだ。攻撃と同時に交代できるクイックターンや、ステロダメージを稼げるほえるも覚え、これらと非常に相性がいい。
こちらの型にする場合、性格補正はおだやか、なまいき、ずぶとい、といった耐久が上がるものとし、持ち物にはたべのこしかオボンのみを持たせることが多いようだ。
ほかにも、ラスターカノン、なみのり、れいとうビーム、しんくうは、といったフルアタ型も。こちらの型にする場合、性格補正はひかえめとし、持ち物はとつげきチョッキを持たせる。
いずれの型も、かちきにすることが多くなっている。
一方、ダブルでは基本フルアタで、あくびは流す程度。特にダブルはいかくが多く、かちき採用率が98%以上を占めている。持ち物はフルアタ構成だととつげきチョッキ、あくび流しも兼ねているならたべのこしが多いようだ。
ポッチャマにキャラ人気で圧倒的に負けているエンペルト
2006年に発売されたDPの初登場から、特に対戦環境で活躍した記憶がないエンペルト。
また、進化前のポッチャマはアニポケのヒカリのパートナーだったり、2017年に公開された映画「キミにきめた!」ではゲストキャラのパートナーだったり、プロジェクトポッチャマというイベントがあったり、進化前にキャラ人気で圧倒的に負けている。
進化前にキャラ人気で負けているのはライチュウも通った道だが、ライチュウはアニポケでサトシのピカチュウの壁として度々登場。
マチスのライチュウやDP編のゲストトレーナーのライチュウに負けたサトシは、かみなりのいしで進化するかピカチュウに委ねたが、結局、進化させることなく勝つという道を選び、壁役という大役を担った。
一方、ヒカリのポッチャマも進化を拒んでいるが、特に進化系が壁となったというエピソードはない。
ちなみに、ピカチュウは進化前でありながらでんきだまやキョダイマックスといった独自の要素を持ち、Zワザはピカチュウもライチュウも専用のものがあるが、ピカチュウだけひっさつのピカチュートと1000まんボルトの2つある優遇っぷりだ。
このことから、ゲームでもピカチュウのまま十分運用できるが、ポッチャマに関しては独自の要素は一切ない。
そんな中、エンペルトは対戦での地位を獲得した。今後の活躍にも期待したい。