【ポケモンSV】最強のミュウツーレイド、ポケモンスタジアム2の「ミュウツーをたおせ」を意識した調整だった!しかも、完全上位互換という…

【ポケモンSV】最強のミュウツーレイド、ポケモンスタジアム2の「ミュウツーをたおせ」を意識した調整だった!しかも、完全上位互換という…

9月1日より、ポケモンSVで開催されている最強のミュウツーテラレイド。チームマルチでようやく安定して倒せる難易度で、野良マルチやソロでのクリアは絶対無理と言われている。

そんな最強のミュウツーだが、ポケモンスタジアム2のラスボスとして登場するミュウツーの完全上位互換となっていた。

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ポケスタ2の「ミュウツーをたおせ」

ポケスタ2の「ミュウツーをたおせ」はミュウツー1体に最大6体で挑むことができる。「おもて」モードと「うら」モードのラスボスとして登場するが、いずれもレベル100で技構成は以下となっている。

■おもて

サイコキネシス
ふぶき
10まんボルト
ねむる

■うら

サイコキネシス
10まんボルト
ねむる
ドわすれ

初代のサイコキネシスは威力こそ変わらないが、33.2%の確率で相手の特殊を1段階下げる効果だった。

初代のふぶきは威力120、命中率90%で、30%の確率で凍るというぶっ壊れ技だった。しかも、初代の凍りは炎技を受けない限り永久に溶けず、実質瀕死宣告だ。

初代のねむるも2ターンで起きるが、起きたターンは行動できず、今よりも弱かった。

初代のドわすれは特殊を2段階上げる。初代は特攻と特防に分かれておらず、今の仕様ならドわすれ1回でいずれも2段階上がるというぶっ壊れ技だった。

うらのミュウツーに関しては、個体値と努力値がMAXであり、理論上最強のミュウツーになっている。初代の個体値は0から15の16段階で、努力値は全てのステータスをMAXにすることができた。

個体値と努力値をMAXにした当時の最強ミュウツーがこちら。

HP415
攻撃318
防御278
素早さ358
特殊(特攻・特防)406

初代はエスパー技に強いあくタイプとはがねタイプがおらず、プログラムのミスでゴースト技は無効化され、エスパータイプに弱点をつけるのはむし技しかなかった。

しかし、初代のむし技はきゅうけつ(強化前なので威力20)、ダブルニードル(威力25の二回連続攻撃)、ミサイルばり(威力14で2回から5回攻撃)などいずれも低威力で、むし技をタイプ一致で使えるむしタイプのほとんどはエスパー技に弱点をつかれてしまい、押し切られることがほとんどだった。

強敵なのは間違いないが、技構成は4つに収まっており、ステータスにおかしな部分もない。ミュウツーに限らず、初代はエスパータイプというだけで強かった。

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最強のミュウツーレイド

最強のミュウツーはミュウツー1体に4人で挑む。レベル100で、技構成は以下の5つとなっている。

サイコブレイク
れいとうビーム
はどうだん
ねむる
めいそう

おもてとうらをミックスしたうえで今の仕様に合わせた技構成となったが、順に説明したい。

サイコキネシスは、BWで追加された専用技のサイコブレイクとなった。サイコブレイクは威力100と10高く、タイプ一致かつエスパーテラスで威力200に跳ね上がり、サイコキネシスのタイプ一致威力135から65も上がっている。

特殊技でありながら、防御でダメージ計算を行うため、特防だけ上げても受けられなくなっている。

ふぶきはXYから威力110と10減り、金銀から命中率70%と20も減ったうえ、凍る確率10%と20%も減る下方修正を受けた。これを受けてか、氷技は命中安定のれいとうビームに変更された。

れいとうビームは10%の確率で凍り状態にするが、その割には高頻度で凍り状態にしてきて、一度のバトルで2回凍ることもある。体感30%くらいで、初代のふぶきに匹敵する。

10まんボルトは、ダイパから追加されたはどうだんとなった。はどうだんは、金銀から追加されたあくタイプとはがねタイプに弱点をつけ、最強のミュウツーのソロクリアに欠かせないどろかけによる運ゲーを阻害して非常に厄介だ。

ドわすれは金銀から特殊が特攻と特防に分かれたことで、特防のみ2段階上げる効果となった。これに伴い、ダイパから追加されためいそうに変更された。

最強のミュウツーはめいそうに加え、毎ターン終了時にも特攻と特防を1段階ずつ上げ、初代のドわすれを再現している。

ねむるは金銀から起きたターンに行動できるようになったが、最強のミュウツーはねむり状態をカゴのみで即時回復してくる。ただ、起きたターンは行動できないというデメリットを可能な限り再現したかったのか、次のターンは行動できないことが多い。

これはねむり状態から回復した時の挙動ではなく、シールド破壊時のデメリットとなる。多くの場合、シールド破壊と同時に自分のデバフ解除とねむるしてくる。

個体値は6V、努力値は防御252/特防252/特攻6という謎配分だが、しっかり508振られている。初代みたく、全てのステータスをMAXにはできないが、ルビサファから追加された性格(補正)があり、最強のミュウツーは特攻が上がるひかえめとなっている。

防御と特防ぶっぱに加え、HPは元々の値(353)から50倍(17650)に膨れ上がり、バトル開始時にその半分(8825)をシールドしてくる。シールドを張っている間、攻撃技のダメージは大幅に減るため、テラスタルしたうえで、テラスタイプと同じ技かつ弱点をつかないとシールドすら破壊できずに終わる。

ミュウツーの種族値は

HP106
攻撃110
防御90
特攻154
特防90
素早さ130

と、特に特攻と素早さが高い反面、防御と特防は90に抑えられている。

ところが、防御と特防にぶっぱしたうえ、HPが50倍になったことで、ミュウツーとは思えない硬さを得ている。

また、シールドを張っている間はいかなる変化技も無効化される。ミュウツーをたおせでは、でんじはで麻痺させて先制できるようにしたり、フラッシュで命中率を下げるといった、最強のミュウツーのソロクリアに近い戦法がよく使われていたが、最強のミュウツーではシールドを壊さない限り、変化技での運ゲーは取れなくなっている。

どろかけで命中率を最大6段階下げ、麻痺まで入れれば、技が当たる確率は8%しかないはずだが、さも当然のように当ててくるうえ、急所やれいとうビームで凍るのもしばしば。そのうえで連続で当てたり凍りを引いたり、確率を無視したチート行動が目に余る。

自分のデバフだったり、味方のバフを解除してきて、バトルが終わるまで安心できない。

制限時間がある手前、時間切れによる敗北があり、制限時間は死んでも減るため、特にソロクリアを目指すなら基本的に一度も死ねない。HPが膨大であり、PP切れによる詰みもあり得る。

こういったことから、最強のミュウツーは「ミュウツーをたおせ」の完全上位互換になっていることは確実だろう。

▼最強のミュウツーをミュウでソロクリアした時の調整や立ち回りなどを紹介

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