昨年8月に公開され、15年ぶりに国内興行収入200憶円を突破するなど大きな結果を残したアニメ映画「君の名は。」にパクリ疑惑が浮上した。
パクったとされているのは、2012年5月に公開されたアニメ映画「虹色ほたる 〜永遠の夏休み〜」。YouTube上には2作品のワンシーンを比較した検証動画が上がっており、恐ろしいほど一致していることが確認できた。
この動画は「虹色ほたる」監督・宇田鋼之介氏の目にも届いたようで、ツイッター上でコメントしている。
【動画】「君の名は。」のワンシーン、虹色ホタルと全く同じで草
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パクったとされるのは、いずれも走るシーン。道や建物、景色などが恐ろしく酷似していることが確認できる。また、アニメ映画「時をかける少女」で主人公が転がるシーンもパクリであると指摘されている。
「君の名は。」には多くのオマージュ・パクリがあり、どちらかと言えばパクられる側だったが、まさか自分もパクっていたとは。まだ確定ではないにしろ、現状では限りなくクロだ。
この動画に対し、YouTube上では以下のようなコメントが寄せられている。
「本当に丸パクりで草」
「何よりも劣化パクりなのが問題 どう見ても手抜きにしか見えない」
「これをパクりじゃないって言ったら世の中のパクり全否定してる様なもんってレベルでw」
「新海誠は投影魔術師だったか」
「流行りに流されて、君の名はを観なくてよかったって思った」
「作る前に色々映画みたって言ってたしな、絵コンテパクってめんどくさがってそのままやったなこいつ」
「これを機に虹色ほたるも皆見てね.. すっごく面白いよ」
「君の名は。」パクリ検証動画に「虹色ホタル」監督がコメント
君の名は。パクリ検証動画は、大きな反響を呼んでいる。それは「虹色ホタル」監督の目にも届いたようで、以下のようなコメントをしている。
久し振りに虹色ほたるで検索したら、うーん・・・てな事になってる。
私個人の意見として、劇場で見た時に「あれ?」とはなったけど、だからどうだということはないです。
監督の中でキチンと変換されていればそれはオリジナル。パクリという言葉で片付けるのは違います。
宇田鋼之介氏自身も違和感を感じていたようだ。しかし監督の中で変換されていればオリジナルとし、パクリではないと否定した。
とは言っても、あそこまで酷似しているのは偶然にしては出来過ぎている。一連の騒動について、君の名は。監督の新海誠氏はコメントするべきだろう。