ポケモンHOMEが連携され、SVに計78種類(うち28種類がリージョンフォーム)が内定した。
レベル技やわざマシンの変更で強化されたポケモンもいれば、逆に弱体化されたポケモンもいることだろう。
今回は、バドレックスの2つの姿について注目したい。
白バドレックスがナーフ 黒バドはむしろ強化される
白バドレックスは専用技「ブリザードランス」の威力が130から120にナーフされた。追加サブウエポンに有用なものはなく、むしろシングルでもダブルでもブリザードランスの次に使われている10まんばりきが覚えられなくなった。
一方、黒バドレックスは専用技「アストラルビット」の威力が120のまま変わらず。わざマシンでテラバーストを覚え、ゴーストとエスパーいう偏りがちな黒バドと相性がいい。
ワイドフォースを失ったが、そもそもこの技はダブルでしか使われず、ダブルでもイエッサンを入れない構築なら外すことも多かった。ほかにも、スピードスワップを覚えられなくなったが、こちらもダブルでしか使われず、ワイドフォース以上に使用頻度が低かった。
剣盾ランクマはダブルだと、いずれも使用率トップ30入りしていたが、黒バドのほうが使われていた。なぜ黒バドではなく白バドをナーフしたのか。
ブリザポスもナーフ レイスポスは強化寄り
バドレックスと合体前のブリザポスも、剣盾ランクマでシングルとダブルで一番採用されていた10まんばりきや、タイプ一致の命中安定技であるつららばりを覚えられなくなった。つららばりは、SVで登場した「いかさまダイス」で確定4回以上となり、相性のいい技だった。
一方、レイスポスは失って困る技もなく、ゴーストタイプが苦手なあくタイプの弱点をつけるフェアリー技のドレインキッスや、テラバーストを覚えて幅が広がったと言える。