4月1日より、2023年春アニメがスタートしている。
少し遅くなったが、今期アニメの期待度ランキングを紹介したい。
期待度が高い2023年春アニメランキング
ランキングの決定方法
・YouTubeに投稿された、2023年春アニメの公式PVの再生数でランキング付け(再生数は2023年4月3日時点のもの)
・ただし、2023年春アニメとして地上波で放送される作品のみ対象とする
・同一作品で複数のPVが上がっている場合、公平とするべくもっとも再生数が多い動画で計測
・アニメの制作決定を知らせるだけで、本編の映像が一切流れない動画に関してはPVとは言えないため、ランキングの対象外に
1位.鬼滅の刃 刀鍛冶の里編:1239万再生
2位.地獄楽:329万再生
3位.推しの子:311万再生
4位.アニポケ新シリーズ:238万再生
5位.機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2:202万再生
6位.勇者が死んだ!:172万再生
7位.この素晴らしい世界に爆焔を!:135万再生
8位.天国大魔境 105万再生
9位.僕の心のヤバイやつ:97万再生
10位.王様ランキング 勇気の宝箱 93万再生
1位は「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」。2019年4月に1期、2021年12月に2期が放送され、今回で3期となる。
2020年10月には映画「鬼滅の刃 無限列車編」が上映され、興行収入404億円で日本の興収トップだった「千と千尋の神隠し」の316億円を抜き、新王者に輝いた。
上映から1年後、テレビシリーズとして再構成したアニメが放送。アニメの再放送はフジテレビをはじめとしたさまざまな放送局で再放送されたが、視聴率が出たフジテレビではいずれも高視聴率を記録している。
原作漫画は累計1億5000万部を売り上げ、世界的にも人気が高い鬼滅。ルーツの日本では今や小さい子供からその親まで見ている、令和初の国民的アニメに成長。
放送時間は23時前後の深夜帯であることが多い鬼滅だが、国民的アニメでもっとも視聴率が高いサザエさんと並ぶ数字を持っており、放送時間が同じなら鬼滅のほうが高いとも言われている。
そんな鬼滅3期だが、PVはもっとも多いもので1200万再生を超えている。アニメ制作のufotableや放送局のフジテレビなどがめちゃくちゃやらかして大炎上とかしない限り、“約束された覇権”と言えるだろう。
2位は「地獄楽」。2018年1月から2021年1月の3年間、ジャンプラで連載され、原作漫画は累計400万部を突破している。
4月1日に1話が放送され、ツイッターでは「#地獄楽アニメ」が1.3万ツイートされていた。
ただ、キャラデザやストーリーを見る限り、どちらかと言えば海外人気が高そうな印象がある。
3位は「推しの子」。2020年4月より週刊ヤングジャンプで連載されている。原作漫画は380万部を突破している。
推しの子は芸能界を舞台としているが、こういった作品はドラマでは多いが、アニメはアイドルもの以外だと少ない印象がある。放送前から期待度が高いが、果たしてどっちに転ぶのか。
4位以降は割愛するが、個人的にはアニポケ新シリーズと水星の魔女2クールに期待している。
アニポケはサトシとピカチュウが引退し、新主人公のリコとロイにバトンタッチ。新主人公は視聴者に受け入れられるのか。水星の魔女は、衝撃のラストだった1クール目からどうなるのか。
今回、トップスリーにランクインしたものを含むほとんどの作品は原作があり、こういった作品は原作との違いを楽しんだり、アニメから原作に興味を持ってもらうといった目的があるが、アニポケ新シリーズと水星の魔女は原作がないため先が全く予想できず、新鮮な気持ちでストーリーを楽しむことができる。