2023年1月4日よりスタートした2023年冬アニメだが、現時点で話題作と呼べる作品はなく、今期はこのまま不作となる可能性がある。
一方、2022年は冬から秋にかけて毎クール話題作があった。そんな豊作年の2022年における頂点を決める「アニメ・オブ・ザ・イヤー2022」のノミネート作品が決定した。
海外「アニメ・オブ・ザ・イヤー」ノミネート作品が決定!
アニメ・オブ・ザ・イヤー2022とは、アメリカの大手アニメサイト「Anime Trending」が開催するもの。2022年に放送された作品の中から、各クールのベストアニメを投票で決定。さらに、その中から一番を決めるというもの。
今回は18作品選ばれ、各クールごとに並べると以下となる。
■冬アニメ
明日ちゃんのセーラー服
王様ランキング(放送は2021年秋からだが、2クールだったため2022年冬アニメ扱いに)
鬼滅の刃 遊郭編(放送は2021年12月からだが、翌年2月までの放送だったため2022年冬アニメ扱いに)
進撃の巨人 The Final Season Part 2
その着せ替え人形は恋をする
トモダチゲーム■春アニメ
かぐや様は告らせたい ウルトラロマンティック(3期)
サマータイムレンダ(放送は夏まで)
SPY×FAMILY(秋に分割2クールが放送)■夏アニメ
サイバーパンク エッジランナーズ(配信限定作品)
シャドーハウス2期
ようこそ実力至上主義の教室へ2期
よふかしのうた
リコリス・リコイル■秋アニメ
機動戦士ガンダム 水星の魔女
チェンソーマン
ぼっち・ざ・ろっく!
モブサイコ100 Ⅲ
冬が6作品と最多、次に夏の5作品、秋の4作品、そして最小は春の3作品だった。つまり、春アニメが2022年でもっとも不作だったわけだ。
冬アニメは鬼滅と進撃に加え、着せ恋が日本でも強かったが、海外ではさらに明日ちゃん、王様ランキング、そしてトモダチゲームが入ってきた。
春アニメはかぐや様とスパイファミリーが日本で覇権争いをしていた。サマータイムレンダは作品の評価は非常に高く、個人的には2022年の中で1位、2位の出来だったが、放送当時はディズニープラスの独占配信だったこともあり、大きなトレンドは起こせなかった。これが唯一の失敗とされている。
夏アニメはリコリコが日本で覇権を握ったものの、それ以外は不作と言われている。海外ではさらにシャドーハウス2期、よう実、よふかし、さらにNetflix限定のサイバーパンク エッジランナーズも入ってきた。
サイバーパンク エッジランナーズは海外で非常に高い評価を受け、日本でも2022年の神アニメとして名前が挙げられることもある。
一方、夏アニメはメイドインアビス 烈日の黄金卿(2期)もあったが、まさかのノミネートならず。同作は最後のノミネート枠を決める最終選考に残ったが、選ばれたのはサイバーパンク エッジランナーズだった。
秋アニメは水星の魔女にぼっちと、日本でも覇権争いした2作品に加え、同サイトの今期最終週1位だったモブサイコ100 Ⅲがノミネート。そしてなんと、“あのチェンソーマン”も選ばれた(これが選ばれるなら、メイドインアビスでも良かった気が…)。
2022年の頂点はどのアニメとなるのか。個人的には
鬼滅の刃 遊郭編
サマータイムレンダ
SPY×FAMILY
機動戦士ガンダム 水星の魔女
ぼっち・ざ・ろっく!
のどれかになるのではないかと思われる。
ストーリーに絞るなら、鬼滅や進撃といった新規が入りづらい続きものより、完全新規で完成度が高いサマータイムレンダか水星の魔女の2択になるのではないか。
投票は2月26日まで行われ、その日の夜に結果が発表されるという。