ポケモンSVに登場した新600族のセグレイブ。発売前のリークでは、準伝とパラドックスが注目されていたこともあり、セグレイブにあまりスポットは当たらなかった。
ランクマでも、ほかの600族ドラゴンの方が多い印象だが、実はかなり強いことを伝えたい。
セグレイブ、カイリューとガブリアスより強い説
タイプ:こおり・ドラゴン
種族値:HP115-攻撃145-防御92-特攻75-特防86-素早さ87(合計600)
特性:
ねつこうかん:ほのおタイプの技を受けると攻撃が上がる。やけど状態にならない
アイスボディ:天気が『ゆき』の時、毎ターン終了時にHPが最大HPの1/16回復する
攻撃種族値145と、600族物理ドラゴンのカイリュー(攻撃134)とガブリアス(攻撃130)より10以上高い。HP種族値も115あり、なんとHP種族値110のコノヨザルによるいのちがけを耐える。
ちなみに、ガブリアスはHP種族値108なため耐えない。
防御と特防も平均以上あって、カイリューやガブリアスと異なり4倍弱点もないため、一撃で倒されることも少なく、安定感がある。
特性「ねつこうかん」は、ほのおタイプを受けることで攻撃が上がり、火傷にもならず、おにびなどで物理ダメージを下げられることもない。もう一つの特性はアイスボディなため、基本的にねつこうかん一択となる。
ダブルではヤミカラスが非常に多く、その弱点をつけるこおりタイプというのも強み。相手の調整次第だが、こおり技で一撃で持っていくことも。つららばりならマスカーニャのきあいのタスキを貫通でき、しんりょくによる火力アップを発揮する前に倒すこともできる。
専用技「きょけんとつげき」はげきりんと同じ威力120の物理ドラゴン技。ダブルでは、げきりんは対象を選べないため、多くの物理ドラゴンが威力80のドラゴンクロー採用を余儀なくされる中、セグレイブはげきりんと同じ火力のドラゴン技を打つことができる。
しかし、きょけんとつげきは打った後に自分への攻撃が必ず命中し、受けるダメージが2倍となるリスクがあり、打つタイミングは見極めたいところ。
テラスタイプはじめんとほのおが多い。じめんならじしんがタイプ一致で打て、ほのおならテラバーストを採用することとなる。これは構築に合わせて調整できる。
持ち物はとつげきチョッキが多い。サーフゴーのはがねテラスとこだわりメガネによるゴールドラッシュをも耐え、じしんで返り討ちにできる。
今はカイリューとガブリアス、特殊ドラゴンも含めればサザンドラの方が使用率は多いが、攻撃と耐久、両方面での数値の高さと4倍弱点なしの安定感、ねつこうかんにより物理ダメージを削がれず、こおり技が環境に刺さっており、今後、使用率を大きく伸ばすことが期待される。
▼セグレイブを使って2桁いった構築