12月2日より、ポケモンSVのランクマがスタートした。早速、多くのトレーナーがランクマに潜っているが、筆者はダブルでマスターボール級と2桁順位を達成した。
初日に達成できたわけだが、今回使用した構築とやってみた感想を語りたい。
ポケモンSV、ランクマダブル・マスターボール級&2桁順位使用構築
ファイアロー
持ち物:いのちのたま
技:ブレイブバード フレアドライブ おいかぜ ファストガード
個体値:31-31-31-×-31-31
努力値振り:153-133(252)-92(4)-×-89-195(252) S↑C↓
特性:はやてのつばさ
ガブリアス
テラスタイプ:じめん
持ち物:クリアチャーム
技:じしん ドラゴンクロー まもる つるぎのまい
個体値:31-31-31-×-31-31
努力値振り:183-182(252)-116(4)-×-105-169(252) S↑C↓
特性:さめはだ
ウォッシュロトム
持ち物:オボンのみ
技:てだすけ おにび 10まんボルト ハイドロポンプ
個体値:31-×-31-31-31-31
努力値振り:157(252)-×-128(4)-125-174(252)-106 D↑A↓
特性:ふゆう
ボーマンダ
テラスタイプ:はがね
持ち物:こだわりメガネ
技:りゅうせいぐん エアスラッシュ ねっぷう テラバースト
個体値:31-×-31-31-31-31
努力値振り:181(84)-×-100-167(172)-100-152(252) C↑A↓
特性:いかく
オーロンゲ
持ち物:リリバのみ
技:ねこだまし ソウルクラッシュ イカサマ すてゼリフ
個体値:31-31-31-×-31-31
努力値振り:201(252)-140-87(12)-×-139(252)-80 D↑C↓
特性:いたずらごころ
モロバレル
持ち物:ゴツゴツメット
技:まもる いかりのこな キノコのほうし クリアスモッグ
個体値:31-×-31-31-31-0
努力値振り:221(252)-×-134(252)-105-101(4)-31 B↑A↓
特性:さいせいりょく
SVのランクマが2日に開催されることが昨日になって発表されたうえ、最初のシリーズは準伝やパラドックス、原種ヌオーなどが使えないことも明かされた。
過去作では準伝禁止がなかったことから、SVも準伝とパラドックスが使えると思っていた人が大半とみられ、当然の発表を受け、パーティ変更を余儀なくされたことだろう。筆者もその一人だ。
前日ではなく、せめて2、3日前など余裕をもって告知できなかったのかなど言いたいことはたくさんあるが、準伝とパラドックスが使えないということはこいつらがいない環境となる。当然ながら、その環境を事前にやっておらず、どうなるかは未知数だった。
準伝とパラドックスがいない環境で一番種族値が高いのは600族で、600族をたくさん入れれば強い構築になるはず。ポケモンとは基本的に数字が高いものが強く、600族も例外ではない。
今使える600族はカイリュー、バンギラス、ボーマンダ、ガブリアス、サザンドラ、ヌメルゴン、ドラパルト、セグレイブの8匹。
ガブリアスがじめんタイプにテラスタルした時のじしんは威力200となり、グラードンのだんがいのつるぎと比べてわずかに高く、禁伝を超える火力が出て強いということで1匹目はガブリアスに。つるぎのまいは積める時に積んでいきたい。
ダブルではじしんは自分以外を攻撃するため、ひこうタイプと特性「ふゆう」を持ったポケモンを何体か入れたい。
ボーマンダはひこうタイプによりじしんをすかせ、ダブルで需要が高い特性「いかく」を持っているため採用した。テラスタイプはドラゴン・ひこうのボーマンダと相性がよく、この構築には入らなかったはがねタイプで採用した。
ガブリアス、ボーマンダときて、今回はトリルよりおいかぜで上から殴りたいと思い、特性「はやてのつばさ」で先制おいかぜできるファイアローを採用。ひこうタイプなため、じしんをすかせる。ファストガードはねこだまし、カイリューやウインディなどのしんそくを防げる。
ふゆうで弱点が草だけとなり、「てだすけ」でガブリアスのじしんの火力を上げたり、「おにび」で物理アタッカーを弱体化させられるウォッシュロトム。SVでは「すてゼリフ」を覚えて強くなったオーロンゲ。最後にモロバレルを採用した。
一晩で考え、作ったパーティだったが、無事初日にマスターボール級と2桁順位を達成した。
ただ、やはり新環境を全く知らないこともあり、スーパーボール級までは順調だったが、ハイパーボール級に上がってからちょくちょく連敗した。構築で対応できない部分もあったが、そこはプレイングで何とか。
マスター上がった時に2桁順位ということで、なんとなく察してもらえると思うが、まだまだマスター達成者が少なく、ハイパーの時点で対戦相手が見つからないことがちょくちょくあった。
問題となっていた技の乱数調整ができたり、やたら同じ人と連続で当たる、対戦相手を探している時や選出画面でのエラー落ち及びフリーズはなく、これらの問題は修正されていた。
一方、ポケモンが場に出た時に地面に埋まるなどのバグはそのままだった。新たに、致命的なバグはみられない。
SVランクマ初日の感想としては、素直に面白かったとしか言えない。今後、新環境を対策した構築を練り直す予定で、だからこそ構築を公開した。参考になれば幸いだ。