アニポケ132話が、11月11日に放送された。
ダンデVSサトシ決着!シンジ戦を超える神試合に
前回、スタジアム上空に飛来したムゲンダイナ。バトルをめちゃくちゃにしてしまうのかと思いきや、ダンデとサトシ、お互いに二度目のダイマックスを与え去っていった。
これを受け、ダンデはリザードンを戻してエースバーンでダイマックス。サトシもピカチュウをダイマックスさせた。
ダンデのエースバーンは夢特性に加えキョダイマックス個体。お互いにキョダイマックス技をぶつけ、大爆発が起きると、2匹ともダイマックスが解除されていた。そして、倒れたのはエースバーンだった。
最後はリザードンとピカチュウの初代対決に。このバトルを観戦するサトシの関係者としてまだ登場していなかったカスミ、デント、タケシ、マサト、ハルカ、セレナが一気に出てきた(ついにパンジー【エレキテルのトレーナー】とルチアもいる)。
お互いにダメージを負っているが追い詰められるピカチュウ。リザードンのだいもんじに対し、ピカチュウは10まんボルトで対抗するが、間に合わず直撃してしまう。
ついに倒れるピカチュウ。やはりサトシは負けてしまうのかと思いきや、黒塗りの画面からアニメ第1話でのサトシとピカチュウの出会いが。ピカチュウが電撃を放つと、今度は白塗りとなり、フシギダネ、ゼニガメ、リザードンといった初代御三家の懐かしい顔ぶれ。
続いて、サトシが初めて分かれたバタフリーにピジョットときて、キングラー、バリヤード、オコリザル、ケンタロス、ベトベトン、ラプラス、カビゴンなど、サトシと別れたポケモン含め、今までゲットした仲間たちが出迎えた。
さらに、ジョウト、ホウエン、シンオウ、イッシュ、カロス、アローラの順にサトシがゲットしてきたポケモンたちが出迎え、最後に今の仲間であるカイリュー、ルカリオ、ゲンガー、ネギガナイト、ウオノラゴンが出迎えるとともに、サトシに勇気づけられるという涙腺崩壊必至な演出が入った。
10まんボルトとともに復活を果たしたピカチュウ。そして、流れる初代OP「めざせポケモンマスター」。初代対決にこの上ないBGMで盛り上がり、ピカチュウは10まんボルト、リザードンはだいもんじという、これまた初代の技同士がぶつかった。
しかし、もはや10まんボルトとだいもんじというより、ボルテッカーとフレアドライブのような演出。お互いの技が激しくぶつかったところで画面は暗転した。
視点はピカチュウで、サトシが出向かえてくれた。まさか、サトシは負けてしまったのか…!?
あの後どうなったのか回想が流れ、ピカチュウが押し勝ちサトシが勝利していたことが明らかとなる。
そして現れるダンデ。お互いに楽しかったといい、再戦を誓うのであった。
表彰式ではチャンピオンのダンデから、新チャンピオンとなったサトシにトロフィーが授与された。
剣盾最後のバトルで、待ちわびたダイマックス同士のバトルが繰り広げられ、結局エースバーンは大トリではなかったが、ダイマックス対決という見せ場を与えられたのは良かったと思う。
最後は初代対決であるとともに、炎と電気の戦いでもあった。誰もが認める神バトルで知られるシンオウリーグのサトシVSシンジも、ゴウカザル(炎)VSエレキブル(電気)という炎と電気の対決で、今回はサトシが電気タイプを使っている。
シンジ戦では、エレキブルのかみなりでゴウカザルが倒れたが、エレキブルとシンジに挑発される形で復活。タイプワイルドが流れ、もうかが発動。再び炎と電気がぶつかり、最後はフレアドライブとかみなりパンチが激突。勝ったのはゴウカザルだった。
アニポケの神バトルには、炎と電気のラストバトルに過去作の主題歌は鉄板となった。今回は倒れたピカチュウをサトシがゲットしてきたすべてのポケモンが勇気づけるという涙腺崩壊必至の演出があり、シンジ戦を超える神バトルになったと言える。
別れたポケモンとしては、特にバタフリーとピジョットが注目され、ツイッターのトレンドに入る事態に。個人的には、バタフリーとピジョット以上にサトシのポケモンだったことを知られていないオコリザル(カントー編)とヨーギラス(ジョウト編)も入っていたことに衝撃を受けた。
この2匹はサトシのもとにいた時間が短く、昔から見ている人じゃないと知らないだろう。
サトシが過去ポケを使わないことに不満を抱く声が多かったが、倒れたピカチュウをカントーから順番に出迎え、最後に今の仲間が勇気づけるなら、過去ではなく今だけでトーナメントを勝ち抜く意味はあったと思う。
ダンデを倒し、世界王者となったサトシ。今回こそ本当に降板となる勢いだが、そもそも次のアニポケもあるかも分からない。今作は12月9日放送で最終回を迎えるとみられ、それまでには次作があるのか発表されるはずだ。