東京・足立区で「コルク狩り」と称して、男性に暴行を加え、ヘルメットや原付バイクを脅し取った少女ら3人が強盗傷害容疑で逮捕された。
「コルク狩り」と称した事件は、過去にも複数回起きているが、そもそもコルク狩りとは一体何なのか。その意味を紹介していく。
東京・足立区で「コルク狩り」、少女ら3人逮捕の報道
TBSによると、
・コルク製のヘルメットを着用した男性に暴行を加え、ヘルメットなどを脅し取ったとして、無職の17歳少女と、とび職の少年2人を強盗傷害容疑が逮捕
・逮捕容疑は今年2月、少女は足立区内の公園で男性(20)に対し、「足立のルールではコルクをかぶるとタダではすまない」と言いがかりをつけてタバコの火を頬に押し付けるなど暴行を加え、ヘルメットや原付バイクを脅し取った疑い
・調べに対し、少女は「バイクは借りただけ」と容疑を否認。少年2人は容疑を認めている
とのこと。
コルク狩りと称した事件は、過去にも4回起きている。2001年4月に小田原市、2013年10月には大田区、昭島市、そして2016年の豊島区での事件。小田原市が元暴走族のメンバー7人、大田区と豊島区は16~18歳の少年3人、昭島市では20歳男ら4人が、それぞれ逮捕されている。
この話題に対し、ネット上では次のようなコメントが寄せられている。
「ノーミソがコルクで出来てるな」
「また足立区。犯罪の街ってゆうのが消えないよこれじゃ」
「教育の差だね。やはり、足立区のレベルはそんなモン」
「まーたまたとび職か。本当に犯罪者の宝庫だな」
「足立区なんて23区って名乗っちゃいかんよな」
東京・足立区で「コルク狩り」、強盗傷害容疑で少女ら3人逮捕 https://t.co/KjWkvbPyRe #tbs #tbs_news
— TBS NEWS (@tbs_news) 2017年6月19日
コルク製のヘルメット
コルク狩りとはコルク半のライダーをDQNが集団で襲う行為を意味する
OK WAVE(2012年2月の質問)には、10年ぐらい前にコルク狩りにあったと聞いたと書かれており、風習自体は2002年ごろからあったようだ。しかし、ツイッターやヤフー知恵袋で「コルク狩り」と検索してみると、いずれも2010年ごろからその言葉が使われていた。
コルク狩りとは一体どのような意味なのか。はてなキーワードには、このように書かれている。
「コルク半と呼ばれるメットを被ったライダーを襲う行為。
コルク半とは半キャップタイプのヘルメットで、衝撃吸収材が発砲スチロールではなく、コルクという種類の柔らかい木材を使っているものを指す。
このコルク半は暴走族が好んで愛用したことから、イキがっているとされ狙われているものと類推される」
平たく言えば、他人がコルク半を被っているのは気にくわないDQNが暴行して、ヘルメットやバイクを脅し取る犯罪行為だ。最大の特徴は集団での犯行である。ただ、「コルクをかぶるとタダではすまない」と言いがかりつけるなら、せめて1人でやれよと・・・ 群れないと何もできない最近のDQNは最高に格好悪いと感じる。