11月18日発売予定のポケモンSV。6月に2人の博士、さらなる新ポケモンやパッケージ伝説などが公開されたが、肝心の地方名やダイマックスに変わる新システムは明かされなかった。
7月に何か情報解禁があるのではないかと期待されたが、今日で7月も終わりを迎える。
ポケモンSVくん、虚無
7月にニンダイなどの情報解禁が期待されたが、特に何もなかった。
また、7月にはゲーフリの関係者とみられる人物がリーク情報を大量に投稿。いまだ明かされていない地方名や新システムに加え、新ポケモンやストーリーへの言及もあった。
今回は現時点で地方名や新システムの発表がなく、剣盾より情報解禁が遅れている。
8月4日より予約開始となるため、それまでには情報解禁があると思われるが…。
そもそも、ポケモン全体で虚無な件
ポケモンSVだけでなく、実はポケモン全体で虚無だったりする。
本編のポケモン剣盾は今年で発売3周年を迎え、2020年10月に配信された冠の雪原を最後にアップデートが行われていない。2022年2月以降、ランクマは禁止伝説2体までのルールとなっており、同じルールで永遠とやられる状況だ。
それ以前から似たようなルールばかりで、2021年春頃にはランクマユーザーが1シーズンで30万人を切り過疎っている。
■最近は20万人をも切る過疎っぷり
ダイパリメイクとレジェンズアルセウスはいずれも200万本を超える大ヒットだったが、エンドコンテンツが乏しく、いまだにやっている人はほぼいないだろう。買取価格も1000円を切り、もはやワゴン行きの状況だ。
ポケモンユナイトは先日1周年を迎えたが、修正しても増えるバグに下手なバランス調整、最近は「勝率が低い」「自分が求める立ち回りじゃなかった」などしょうもない理由で晒す輩もおり、そういったことが積み重なっていった結果、1周年を迎える前には過疎っていた。
過疎りすぎてマッチングしなかったり、外国人とばかり当たったり、さっき味方だった人が次は敵になっていたりなど(逆もしかり)、身内ゲーみたいになっているそうだ。
今、ポケモンで一番話題なのはアニポケだったりする。アニポケは毎週の放送日にトレンド入りするし、マスターズトーナメントが始まってからは注目度が上がっている。しかし、そんなアニポケも今週は総集編で、今後も総集編があるそうで、雲行きが怪しくなっている。
ポケモンは単発では売れるが、長期戦略が非常に下手である。近年はソシャゲブームもあり、CSゲームもエンドコンテンツと追加アップデートで1本のゲームを長く遊ばせるのが多くなっている。
ハードのスペックが上がるにつれ、開発費が高騰し開発期間が延びており、1本を一から作るのは大変だと思う。それよりも、既存のゲームにコンテンツを追加した方がコストも時間も削減できるはずだ。
特にポケモンはビッグタイトルであり、エンドコンテンツと追加アップデートを充実させれば、1本で3年くらいは遊べるはずだが、ここのところは遅れている。
モンハンなんかは、2018年にワールドが発売し、1年後に拡張コンテンツのアイスボーンが発売。その後もアップデートが続き、2021年には完全新作のライズが発売。1年後には拡張コンテンツのサンブレイクが発売し、今後もアップデートされ、今の時代に適応している。
ポケモンも、モンハンのように全ポケモンを出さなかったり、追加DLCを出すなど今の時代に適応しようとする姿勢は見せている。唯一のエンドコンテンツである対人戦の敷居を下げ、アップデートを充実させればいい線いくと思うがどうだろうか。
個人的には1年目に完全新作、2年目に拡張コンテンツを出し、アップデートは続けながら3年目にリメイクを出せばいいのではないか。リメイクは単発作品になっても問題はなく、本編のアップデートは続けてもらえば、文句は出ないのではないか。