6月30日発売のサンブレイクから3週間を迎える。筆者は6月21日にライズ製品版を開始し、7月20日にマスターランク100に到達。最後の裏ボスである特殊個体のマガイマガドを倒した。
サンブレイクに登場する全モンスターを倒したということで、個人的に強かったモンスターのベスト5を作ってみた。
5位:テオ・テスカトル
マスター★6で討伐することとなるドス古龍の1匹。サンブレイクの強スキル「血氣」は破壊部位への攻撃で回復できるが、テオは破壊できる部位が頭、翼、しっぽしかなく、弱点部位でもある頭は体力が25%以下でしか破壊できない。
また、血氣がつくメルゼシリーズは火耐性と龍耐性が低く、特に相性が悪いため、この装備を使う筆者的には強いと感じた。
今は別の装備で挑んでおり、前ほどの苦戦はないが、それでも油断すれば乙るため、この順位とした。
4位:ガイアデルム
マスター★6への昇格戦で戦うこととなる、サンブレイクのラスボス。初回クリア時は“有能すぎるオトモ”であるフィオレーネが同行するが、そんな彼女でも死にまくるのがガイアデルムだ。
ガイアデルムには即死攻撃がいくつかあり、特に注意すべきは口から吐いた火の玉を両手でつぶす攻撃だ。ガイアデルムの弱点部位は頭としっぽの先端であり、頭を中心に狙いたいところだが、そこを殴っている時に火の玉つぶしをくらうと、虹色ヒトダマドリでオールMAXの状態でも即死する恐れがある。
そのため、基本的には前足を狙い、第2形態以降は前足を破壊すると確定ダウンするので、その時に頭を狙うのが安全だ。
また、連続攻撃は下手に受け身を取るとそのまま乙り、即死コンボも健在。じゃあ受け身は取らない方がいいのかと言えば、ジグザグブレスは1発目をもらった際、逆に受け身を取らないと追撃をくらい、受け身を取るべき場合と取るべきではない時とで状況判断が必要となる。
初見の強さランキングなら、3回クエスト失敗したガイアデルムが文句なしの1位だが、今回は対策を十分したうえで、それでも強いモンスターランキングなため、4位に落ち着いた。
3位.激昂ラージャン
マスターランク50到達時の緊急クエストとして登場するラージャンの特殊個体。マスターランクの通常ラージャンもなかなかの強さだったが、さらに強化されている。
一撃が重く、気を抜けば簡単に乙るパワーを持っている。ただ、落ち着いてやれば0乙で倒すことも十分可能である。
2位:オオナズチ
マスター★6で討伐することとなるドス古龍の1匹。ライズ以前のシリーズでは、ドス古龍の一番手で登場することが多く、ゆえに最弱とされているが、サンブレイクのオオナズチはドス古龍最強と言っても過言ではないと思う。
テオ同様、オオナズチも破壊できる部位が頭、翼、しっぽの3箇所しかなく、弱点部位でもある頭は体力が50%以下にならないと破壊できない。テオとクシャルは体力の25%以下であり、破壊しやすいと思われがちだが、2匹と異なり頭が高い位置にあるため、実際はなかなか破壊できず、やはり血氣とは相性が悪い。
そのうえ、オオナズチによる猛毒が非常に厄介。猛毒は毒耐性Lv.3でも予防できず、完全に予防するためには炎鱗の恩恵を3積みするしかない。しかし、このスキルは使いづらく、やはり予防は現実的ではない。
予防できないとなると、解毒薬や疾之息吹をつけて疾替えするくらいだが、ハンター側に状態異常耐性はなく、治療したところでまた猛毒をくらうのが関の山だ。
舌攻撃はヒトダマドリを盗み、こちらのステータスを弱体化してくる。のしかかり攻撃は高火力で、さらに猛毒をくらっているとこれらで乙りかねない。のしかかり攻撃は1回の時と2回の時があり、判断をミスるとくらってしまう。
時折ステルスとなり、一応半透明だが、どこにいるのか確認している間に攻撃をくらって…というパターンも多い。対策を講じた今でも2乙することが多いモンスターで、こいつの傀異化がきたらヤバいと思う。
今は別の装備で挑んでいるため、前ほどの苦戦はないが、それでも猛毒やのしかかりの脅威は消えず2位とした。
1位.傀異化イソネミクニ亜種
傀異クエスト★4で登場する傀異化イソネミクニ亜種がまさかの1位に。こいつに挑む装備に合う弱点武器がなく、無属性武器で行っているからなのか、体力が多い傀異モンスターの中でも特に体力が多いと感じる。
それに加え、泳いで移動からのしっぽ叩きつけや氷ブレスが強力で、オオナヅチ同様、今でも2乙以上することが多いモンスターだ。
マスター★3が上位装備ではつらくなるターニングポイントと言われており、その理由がイソネミクニ亜種だと声も少なくない。そんなやつの傀異化が弱いはずもなかった。
ランキングに入らなかった強モンスターについて
ランキング入りしなかった強いモンスターとして、マスターランク30到達時の緊急クエストとして登場する百竜ノ淵源ナルハタタヒメ、マスターランク70到達時の緊急クエストとして登場するバルファルク、マスターランク100到達時の緊急クエストとして登場する特殊個体のマガイマガドなどが挙げられる。
しかし、これら3体は個人的にはそこまで強いと思わない。特に難敵とされるバルファルクも、こいつは中距離と遠距離の攻撃が多く、大剣や片手剣といった近接武器を使う筆者からすれば有利な相手だ。
バルファルクの場合、高難度イベクエが難しすぎて、逆にマスターは手ごたえを感じなかった。テストプレイしてた大剣でいつの間に倒したり、使いだして間もない片手剣でも初見クリアしてしまい、そこまで強くないと思う。
特殊個体のマガイマガドはバルファルクより弱く、こいつは耐久値が上がっているのか、体力を一定まで削らないとダメなのか知らないが、中々部位破壊できず、血氣とは相性が悪かったが、それでも初見クリアでき、「これが最後のボス?」という感じだった。
今回はランク外だったが、傀異化ショウグンギザミもかなりの強さだと思う。傀異モンスターによる劫血やられは回復アイテムの回復量が下がるが、この時に攻撃すると回復でき、攻撃しながら回復できるという、実はボーナスタイムだったりする。回復量は体力回復量UPやおだんご医療術をつけることでアップする。
しかし、傀異化ショウグンギザミは劫血やられにしてくる攻撃がほかのモンスターと比べても少なく、現時点で予防策がない裂傷にしてくるのが厄介。裂傷を治療できるサシミウオは交易船で増やせず、掘り出し物で登場したところを買うしかない。
攻撃の出が早く、しかも火力が高いため、気を抜くと乙ることもしばしば。