ポケモンSVのパッケージ伝説は過去作にない描かれ方をしている。
パッケージ伝説と2人の博士が背中合わせなのは敵対匂わせ?
ポケモンSVのパッケージ伝説は背中合わせとなっている。過去シリーズでは向かい合っており、今までとは毛色が違うのではないかとされている。
背中合わせの意味を調べてみると、主に2つの意味がある。
①物事が表裏の関係にあること
②仲が悪いこと
①は表と裏の関係ということで、平行世界にそれぞれ存在する伝説のポケモンなため、2匹が交わることはないことを意味している。これは過去作でよくあるパターンとなっており、この意味ではないだろう。
だとすると、②の仲が悪い、つまり2匹は敵対関係となるのではないか。過去シリーズでパッケージ伝説同士が対立したことはない。BWでレシラムとゼクロムが戦ったが、あれは主人公とNが対立していただけで、伝説同士は対立していない。
一方、レシラムとゼクロムは相手のクロス技が繰り出された後に自分のクロス技を出すと威力が2倍になる仕様だった。この仕様は使いづらく、いまいち生きなかった。コライドンとミライドンは明確な敵対関係にあり、それぞれを意識した専用技や特性がありそうだが、もう少し実用的なものだと嬉しいところ。
シリーズ初の2人博士も背中合わせだったりする。
今作の博士は悪の組織のボス説があり、もしくは片方は味方説も。スカーレットの場合、オーリム博士とコライドンは味方で、フリュー博士とミライドンは敵など、別バージョンの博士と伝説ポケモンとは敵対するのかもしれない。
人間とポケモンが敵として登場するのは、レジェンズアルセウスのウォロとギラティナがまさにそれだ。ギラティナはアルセウスを恨んでおり、アルセウスに会うという利害一致でウォロと協力関係にあった。
ウォロも本性を現す前までは主人公の味方側だったが、まさかの敵だった。味方と思われた人が実は敵だったということで、博士も例外ではないはずだ。