スパイファミリー4話が4月30日に放送された。
スパイファミリー4話、20万ツイート!
放送後、「#SPY_FAMILY」は最終的に20万ツイートを獲得。先週の38万ツイートには及ばないものの、3話に続く勢いだった。
4話は、アーニャたちがイーデン校の面接を受けるストーリー。前半はギャグテイストだったが、後半の面接シーンは胸糞の連発。
面接官の一人であるマードッグ・スワンは妻から離婚を突き付けられ、娘の親権も失った腹いせで、面接に来た親子を妬んで当たり散らす発言を繰り返していた。
「いつもご家庭ではどんな料理を?」と面接官の質問に対し、料理は自分がするとロイド。これにマードッグは「ウッソ!飯作らない嫁とか存在するの?娘の前に自分に厳しくしたほうがいいよ」と発言。
ロイドが「人には得手不得手があります」と反論すると、「どっちも女がやって当たり前のやつだし」と返した。マードッグは「男は仕事。女は家を守るべき」という昔の価値観を持った老害のようだ。スパイファミリーの舞台は現代ではないため、こういった価値観がまだ健在だったのかもしれない。
矛先はアーニャにも向き、「今のママと前のママ。どっちが高得点だ」と質問。これにはロイドも「質問の変更をお願いします」と返す次第。実の両親はすでにいないと思われるアーニャには爆弾だったようで、ついに泣き出してしまう。
怒りを抑えるヨルに、マードッグは「前妻に負けたからって噛みつくなよ」と挑発。さすがのロイドも我慢の限界で、マードッグを殴ろうとしたが、何とか抑えて机を破壊する程度にとどめた。
ロイドは「子供の気持ちを軽んじるのが貴公の教育理念なのでしたら、選ぶ学校を間違えました」といってアーニャとヨルとともに退場。マードッグは「貴様、我が校を侮辱する気か!二度とうちの門をくぐれると思うな!!」と毒を吐いた。
これに対し、ヘンリー・ヘンダーソンは「度がすぎる」と注意するが、マードッグは「私のやり方にご不満でも!?先代とはいえ、父の影響力はまだまだ健在。口には気を付けたほうがいいですよ」と身内をも恫喝した。
マードッグは先代校長の息子で、親の権力でイキリ散らしている二世だった。
そんなマードッグに、ヘンリーは「我が校を侮辱したのはどっちだ!」と顔面パンチし、なんともスカッとする幕引きとなった。
面接で机を破壊し、絶対落ちたとロイド。謝るアーニャを「あんな学校いきたくないだろ?」となだめるが、アーニャは「学校いかないといっしょが終わっちゃう」と家族が終わることを恐れた。
フォージャー一家は仮初の家族だが、今回のことで本当の家族に近づいたといえる。