2022年冬アニメの新作覇権濃厚とされる「着せ恋」。アニメがスタートしてからAmazonで原作漫画が全巻ランクインし、高い注目を集めている。
注目を集めているのは作品だけじゃない。着せ恋のメインヒロインである喜多川海夢(まりん)もめっちゃバズっている。
ピクシブ急上昇入り!
現在、ピクシブ百科事典では「喜多川海夢」が急上昇入りしている。
アニメ1話放送2日後の10日から閲覧数が急増。24日には103万回を超えている。
現在、「#喜多川海夢」のタグがついているのは677作品。アニメ放送前はどれくらいだったのかは定かではないが、アニメを機に多くの二次創作作品が作られたと思われる。
喜多川海夢とは
渦中の喜多川海夢とはどのような人物なのか。一言でいえば、「オタクに優しいオタクギャル」だろう。
喜多川海夢は見た目こそパッキンギャルだが、アニメやゲームを愛するオタクである。特に、黒江雫というエロゲキャラがお気に入りで「たん呼び」するなど、ひと昔前の男オタクをギャルにしたようなキャラだ。コスプレ衣装を自作したり、オタク趣味を馬鹿にされてキレるなど、リアルにもいるオタクを体現している。
見た目に反して常識もあり、掃除当番をサボらずきちんとやったり、当番を押し付けられて拒否しない主人公の五条新菜(わかな)を注意したりしている。
五条は人形オタクで、幼いころはその趣味を「男のくせに女の子人形が好きなのは気持ち悪い」とののしられた苦い過去があるが、喜多川海夢は馬鹿にすることなく受け入れている。
リアルではまずいない「オタクに優しいオタクギャル」なうえ、常識もあるという一面に加え、作中ではサービスショットが多く、絶賛の声が飛び交っている。
サジェストはご覧のあり様
喜多川海夢の友達もギャルであり、海夢と異なりイケメンが好きなリアルギャル寄りのキャラだが、オタクを馬鹿にするようなことはない。
オタクはヤンキーとギャルが嫌いだ。オタク趣味を馬鹿にしたり、素行が悪かったり、学生時代にいじめられたという経験をしている人もいたり、悪いイメージばかりだからだ。しかし、「東京リベンジャーズ」でヤンキーを、喜多川海夢でギャルへの偏見を見直すオタクもいるだろう。
このように、オタクから嫌われている人種を作品にして偏見をなくすというのは今後も出てきそうだ。