タクトオーパス5話が、11月3日に放送された。今回からやっと1話の続きが描かれ、黒幕疑惑のシントラー&地獄(じごく)がタクトたちと接触したほか、新ムジカートのワルキューレが登場した。
5話は1話の続き
冒頭、タクトと運命に関する報告を受けるシントラー。机にはタクトと運命が写った写真が並べられており、4話で立ち寄ったラスベガスのカジノのほか、1話でのシーンもあり、5話は1話の続きであることは間違いない。
タクトと運命について、ザーガンにも報告すべきか尋ねられたシントラーだが、ザーガンの手を煩わせるほどのことではないと却下。「万が一こちらの計画の邪魔になるようなら…」と思わせぶりな発言も。
黒幕疑惑のシントラー&地獄がタクト一行と接触
D2との戦いで線路に飛び出し、列車を止めてしまったタクトと運命。列車はシンフォニカのもので、中からムジカートのワルキューレが降りてきて、なぜ列車を止めたのか剣を向けられる。
そんな中、シントラー&地獄も降りてきて、まずは話を聞こうとその場を収めることに。先を急いでいるというタクトだが、この列車はヒューストンに向かうところで、「ニューオーリンズに行くのなら途中までにはなるが、よければ乗せていこうか?」と半ば強制的に同乗させることに。
シントラーいわく、輸送任務中で回収した黒夜隕鉄をシンフォニカの施設まで運んでいるところだそう。シントラーは運命について「実にユニークなムジカート」とし、「立場上この国にいるすべてのムジカートを把握しているがこういったタイプは見たことがない」と興味を抱くが、ムジカートのことを兵器扱いする。
妹を兵器扱いされたアンナは顔を歪め、どのようにして運命になったのかという問いにタクトは「答える必要はない!」とブチギレ激怒。しかし、シントラーは「長旅の疲れで気が立っているんだろう」となぜ怒らせたのか理解していないようだ。
主も主ならパートナーもパートナー
再び現れたD2との戦いで線路を破壊した運命。復旧作業のため、半日かかると言われ、ご立腹のワルキューレ。そんなワルキューレと仲良くなる方法があると地獄はタクトにささやいた。
その方法とは、力ずくでモノにするというもの。地獄いわく、ワルキューレはコンダクターがおらず、「お堅い外見とは裏腹に中身はとっても初心」で狙い目とのこと。運命にも興味を向け、運命の目がほしいと見た目通りの狂気を持っていた。
一方、シントラーはアンナと接触。コゼットが運命となった経緯やレニーたちとの旅を話したようだ。アンナに対し、「君の行いは尊敬に値する」と称賛するも、「君が同行するのは彼らを見張るためだろ?」とどこかズレており、「世界は今混迷のただ中にある。だからこそ我々のような選ばれた人間が下々の者達を導いていかねばならないんだ」と選民思想を抱いているようだ。
シントラーは性格に難ありだが、そのパートナーの地獄もヤバい人物だ。タクトと運命、レニーとタイタンもそうだが、やはり似た者同士がタッグになるようだ。
ツンデレでチョロインだったワルキューレ
作業完了が目前に迫る中、またまた現れたD2。最初は劣勢だったが、タクトと運命のコンビネーションで見事D2の殲滅に成功した。
ワルキューレは「貴様のおかげで列車を守ることができた。感謝する」とついにタクトを認めることに。お互いに自己紹介し、タクトが「ワルキューレ…ワーグナーか。嫌いじゃない」と言うと、突如顔を赤らめるワルキューレ。ツンデレでチョロインだったようだ。
喜びも束の間、大型のD2が登場。万事休すかと思われたが、ついに地獄が出撃。なんと、一撃でD2を倒してしまう。ムジカートはコンダクターの指揮で真価を発揮するが、シントラーの指揮なしでこの戦闘力である。
足をホイールに変え、肉弾戦で戦うムジカートの模様
D2を倒して絶頂
シントラー「私の下で働かないか?」→タクト「だが断る!」→シントラー「(°д°)」
列車はこのままボストンに向かうはずだったが、予定を変更するというシントラー。同時にワルキューレは解雇通告をされる。
代わりに、タクトと運命を自分の元に引き入れるつもりだったが、あっさり断られ驚くシントラー。これまでの態度から、断られるのは目に見えてたはずだが、憤りを隠せない模様。
シントラーと地獄は、再びD2を呼び寄せた黒幕疑惑がかかっている。今後、タクトたちと敵対することは避けられないだろう。
コンダクターと契約していないムジカートは力の消耗が激しいという設定が明かされ、タクトと絆を深めたワルキューレがタクトのムジカートになるかもしれない。ただ、運命だけでも消耗が激しいのに、ワルキューレが加わればタクトがヤバそうだが…。