「ひぐらしのなく頃に卒」1話、2話連続放送が昨夜行われた。1話の先行カット通り、最初は鬼騙し編の解答編である「鬼明し編」が展開。圭一や梨花の視点で物語が進んだ鬼騙し編に対し、鬼明し編ではレナと沙都子の視点で物語で進んでいる。
鬼明し編では、間宮リナが登場。鉄平以上のクズキャラとして知られるリナだが、なんとリナもSSRリナになっていた。
レナの父とは、ホステス嬢と客との関係に
「ひぐらしのなく頃に解」の罪滅し編ではリナはレナの父と付き合っていたが、鬼明し編ではホステス嬢と客との関係にとどまっていることが明かされた。
レナの父に貢がせている点は変わらないが、あくまで仕事の範疇とみられ、鉄平とは組んでおらず、美人局にも手を染めていない。レナの父に娘がいることを知り、自分もひとり親だったという新設定を明かし、自ら身を引くという旧作では考えられない発言もしている。
罪滅し編では、レナの父とリナが付き合っていて頻繁に家を出入りしていたため、レナはリナの顔を知っており、店でリナと鉄平が美人局を企てる話を聞き、その場にいた詩音と葛西から2人の情報を得た上で、2人を殺害するに至った。
一方、鬼明し編ではレナの父とリナが付き合っていないため顔を知らず、その場に詩音と葛西もおらずリナの情報を得ることができなかった。そのため、家で見つけたリナの名刺とリナと同僚の会話から自分の父のことだと推測したのだと思われる。
レナとの和解は実現せず…
ホームセンターで物騒なモノを買いあさった帰り、レナの家にリナが訪れる。リナはレナの父とは友達だと言い、今回はここで初対面となる。レナとは仲良くなりたいと歩み寄り、レナの宝さがしを手伝うことに。
雨が降ったため、ゴミ山のレナの秘密基地に入るリナ。リナはレナの父との関係について、本当はホステス客とし、自分もひとり親であると話すとともに、レナから店に来るのは控えるよう言って欲しいと頼む。自身もレナの父とは距離を置くようにするから協力して欲しいとも。
これに対し、「リナさんの言いたいことはわかりました」とレナ。まさかの和解かと思いきや、背後から首を絞める。「お父さんは騙せても私は騙せないから」とH173のせいで正常な判断がついていないようで、命乞いをするリナを殺してしまう。
罪滅し編では、殺される前に性悪の本性を現し、レナの首を絞めたが返り討ちにあった。鬼明し編では逆に首を絞められ、その後も命乞いするだけで、本当にレナと仲良くしようとしたようだ。
沙都子にH173を注射されなければ和解もあっただろう。残念ながら、レナとリナが仲良くする世界は実現しなかった。
鬼明し編のリナについて、改心したと言われているが、これは鉄平がいないことが強く影響しているのではないか。罪滅し編同様、鉄平と組んでいたら元の性悪リナだったかもしれない。
きれいな鉄平に続き、きれいなリナが爆誕したことで、ツイッターでは「SSRリナ」がトレンド入り。今回、鉄平は登場しなかったが、「SSR鉄平」もトレンド入りした。
また、
まさか時を超えてリナさんかわいそうと思う日がくるとは思わなかった
リナさんはなんか、改心したというよりは、元々持ってたであろう側面が描かれた感じかな、無印時代は悪役がはっきりしてて悪いキャラクターだから殺してもいい、みたいに思わせるためにああいう描き方だったのかなというか。業&卒はそこら辺大人になった読者向けに思います。
良い人では無いんだろうけど、この世界線のリナさんはSSR呼びされるのも納得
といった声。
一方、
業では「梨花のエゴに半ば強制に付き合わされて不幸になった被害者」として描かれていた沙都子だけど彼女の介入によってSSRリナみたいな人が犠牲になるとちょっと許せない気持ちも出てしまうな…(沙都子によるループが無ければ生まれない個体だったとは思うけど)
令和ひぐらし卒、今までどのルート通っても真性クズだった間宮リナが僅かでも改心するルートが発見されるのに、その全てを破壊する沙都子。その行動原理は『勉強なんてしたくありませんわッ!』なの最初からバカ過ぎて沙都子の優勝だろ
など、沙都子への批判もみられた。