デッドマン・ワンダーランドなどで知られる漫画家の片岡人生先生が6月4日、呪術廻戦の「うずまき」パクリ騒動についてツイートした。
片岡人生先生、呪術廻戦「うずまき」パクリ騒動に言及
改めて言うけど現在ジャンプの看板漫画である立場の呪術廻戦のうずまきのデザイン無許可目トレス問題、作者や関係者の謝罪すらない状態かつ単行本修正でデザインを少し改変して解決しようとした姿勢がどう考えても酷いな。めちゃ漫画が上手で好きな方だと思うんだけどどうして漫画を踏み躙るんだろう?
— 片岡人生 (@kataoka_syouten) June 4, 2021
片岡人生先生は「作者や関係者の謝罪すらない状態かつ単行本修正でデザインを少し改変して解決しようとした姿勢がどう考えても酷いな。めちゃ漫画が上手で好きな方だと思うんだけどどうして漫画を踏み躙るんだろう?」と芥見下々先生の対応を批判。
その後のツイートでは、
剽窃(読み:ひょうせつ。他人の成果物をクレジットを表示することはなく取り込むこと。盗作とも)は影響力があるから問題視されるのだが、影響力がない所で同じ行為でも気づかれてない可能性は多々あるし、オマージュや他者の影響下にない創作はあり得ないので全部ひっくるめてグレーです。というような基本的概念を軽々と超えてドンアウトの濃厚なブラックでびっくりなんだよ…
と持論を述べた上で
全部を疑わないといけないし、オリジナルを創ろうとしている人はこう、こう…馬鹿だってことか?
と投げかけた。
これらのツイートには
一万歩譲ってもトレス無双して謝ればいいという風潮が跋扈しているようでは創作物とは何か?と思う。片岡先生のような考えをお持ちの作者が大多数なのだろうが声を上げてくれた事に感謝。
本当にその通りだと思います、事後承諾な上に読切当時からパクられてますから週刊連載で忙しかったは言い訳になりませんよね。
サラッとなかったことにしようとする姿勢が嫌です。
何よりバトル漫画にもかかわらずオマージュという言葉でほかの作品のアイデアを出しすぎだと感じます。ホントそう。16巻のコメント、舐めてんのかとしか思えなかった。結局許可取ったのかどうかもハッキリ書いてないけど単行本でうずまき修正したって事は先方からクレーム入ったんだろうね。
本当に漫画が好き、そして新しい世界を創り出そうと日々葛藤してる人ほど呪術廻戦についてモヤモヤしてるはず
あんなものが許されるならパクリ漫画だらけになってしまう、今までのパクリ全て許可とってんのかな?絶対してないでしょ
この間も完全にボーボボからパクってたし読者のことナめてる
など、片岡先生を支持する声が殺到。
一方、
なぜあなたに謝罪する必要があるんですか?
許可取ってんだからその際にお相手の作者には謝罪なり何なりしてるでしょ
関係者気取り?あなたとは漫画の愛し方が違うだけじゃないですか?
性癖が自分と違うからって「気に入らない、僕のフェティズム踏み躙りやがって!」と言うのはいかがなものでしょう。
といった批判もみられた。
▼呪術廻戦「うずまき」パクリ騒動