茨城・境町の住宅で2019年9月、住人の小林光則さんと妻の美和さんが殺害され、子供2人が重軽傷を負った事件で、茨城県警は5月7日、埼玉・三郷市の無職・岡庭由征容疑者(26)を殺人容疑で逮捕した。
岡庭由征容疑者は自宅に硫黄約45キロを保管していたとして、昨年11月に三郷市火災予防条例違反の疑いで埼玉県警に逮捕され、さらに今年2月15日には警察手帳に付ける記章を偽造した公記号偽造容疑で茨城県警に逮捕されていた。
そんな岡庭由征容疑者だが、昨年11月と今年2月での顔が違っている。
岡庭由征、昨年11月の逮捕後に整形か
左は昨年11月の逮捕時、右は今年2月の逮捕時の岡庭由征だが、明らかに目が違う。目はアイプチで頑張って二重にした可能性もあるが、昨年11月の逮捕から今年2月の逮捕まで3か月しかなく、消防法違反罪で起訴されていることから、3週間くらいは拘置所で持続的な二重にする時間がなく、以下の理由もあり整形説が高いと思われる。
両親は金持ち!父親のクレジットカードは使い放題だった
岡庭由征容疑者は、三郷市で両親と弟の4人暮らし。デイリー新潮によると、父親は当時、自宅で測量事務所を自営。一族はあたりでは知られた大地主で、アパート経営なども行なっていた。岡庭由征容疑者にクレジットカードを与え、好き放題使える状態だったという。
文春によると、岡庭由征容疑者が2011年、高校2年生だった16歳の時に起こした連続通り魔事件の後、父親は建築関係の仕事を辞めてしまったという。
また、祖父は町内会の役員を務めた地元の名士だったが、同年の事件後、役員を降り、持っていた土地を裁判費用や賠償金の支払いのため売ったという。
現在の財産状況は分からないが、無職である岡庭由征容疑者は硫黄約45キロや猛毒のリシンを含有するトウゴマを保持していたり、フラスコやビーカーなどの実験器具、複数の刃物も見つかっている。これらは父親のクレジットカードで購入したのではないか。だとしたら、目の整形費用くらい簡単に払えそうだ。
岡庭由征容疑者は2011年の事件での出所後、名前を変えていることから、整形は逃げるためではないかと思われているが、同年の通り魔事件は被害者が皆女性だったこと、裁判では「女性を襲うのに性的興奮を感じていた」と発言していたことから、次の犯行で女性を襲うための下準備だったのではないかという指摘もある。