祟騙し編の裏側が描かれた、ひぐらしのなく頃に業23話。その中で、鉄平と大石が会話するシーンがあった。
大石は鉄平の改心を知っていたということで、祟騙し編での行動が納得いくものとなった。
大石は鉄平の改心を知っていた!
沙都子に絡んだ不良と喧嘩し、警察の事情聴取を受けた鉄平。そこで大石が登場し、沙都子が現場の警察官に自分を庇うためにやってくれたと言わなかったら、大分めんどうなことになっていたと告げた。
つまり、大石は鉄平の改心を知っていたのだ。だとすると、祟騙し編での「今だけは、前原さんにちょいと花を持たせようと思ってます」「前原さんは…自分が正しいことをしていると信じて疑いもしないんでしょうねぇ」などの発言や、児童相談所に北条家の現状を知ってもらいたいと、家へ向かったのも納得がいく。
雛見沢症候群を自然発症した大石 沙都子にハメられた?
しかし、猫騙し編では圭一と沙都子がいなくなった後に大石がやってきて、村人や部活メンバーを皆殺しにしたことが明かされた。
2月22日に生放送された「ひぐらしのなく頃に業SP生対談」で竜騎士07氏は、大石はH173発症ではないと語った。つまり自然発症したということだが、あの大石が自然発症したのだからよほどなことがあったに違いない。
タイミング的に、児童相談所の職員とともに北条家へ行った時だと思われ、沙都子にハメられたのではないか。
沙都子は圭一との電話で、鉄平が逆上して暴力を振るおうとし、大石が取り押さえて警察署へ連れて行かれたと明かした。改心したと思っていた鉄平が実はそんなことはなかったともなれば、多少なりとも疑心暗鬼になってもおかしくはない。
しかし、実際は虐待されておらず、逆上して暴力というのは沙都子の裏切りによるものだったと思われる。
ただ、それだけでは大石を発症させるには至らないと思われ、大石はオヤシロ様の祟りの黒幕は梨花だと口走ったことから、沙都子が何かを吹き飛んだのではないか。
今の沙都子は、繰り返す者として完全の力を持ち、100年分のカケラを見て惨劇のルールを完璧に把握しており、大石すら手玉に取るのはお手の物。その上、梨花を屈服させるためなら近しい人すら利用する悪魔と化し、それくらいのことは平気でやるだろう。