ダイパリメイクでは、街や道路などのフィールドは原作のサイズ感が3Dで再現され、キャラは2頭身で描かれている。
ネットでは、剣盾グラフィックを期待していた人が多く、しかもスマホゲー以下のグラフィックということで海外を中心に批判が殺到。開発を株式会社イルカに外注したのも物議を醸している。
一方、原作の懐かしさを感じられるなどと擁護する声も飛び交い、賛否両論となっている。
そもそもなぜ、ダイパリメイクではグラフィックが原作寄りとなったのか。ネットでは、いくつかの説が上がっている。
ダイパリメイクでグラフィックが原作寄りとなった4の説
1.なぞのばしょで歩数を間違えないようにするため
四天王部屋の入り口前でなみのりすると行ける「なぞのばしょ」。そこで特定の歩数を稼ぎ、たんけんセットを使うと幻のポケモンがいるダンジョンに行くこともできるバグとして知られる。
しかし、歩数をミスって「たんけんセット」を使うと、「なぞのばしょ」から一生出られなくなり、データをリセットする羽目となる。
剣盾グラフィックではなく、原作の2頭身にすることで歩数を数えやすくなるとされている。ダイパにはポケッチアプリに万歩計があり、そもそもダイパリメイクでは「なぞのばしょ」はないだろう。
原作でも、なぞのばしょに行けたのは初期ロットのみで、その後に発売したロットやプラチナでは「なぞのばしょ」に行くことはできなくなっている。
2.CEROが上がるのを恐れた
剣盾グラフィックにすることで、もりのようかんやギンガ団アジトの生体実験などの描写でCEROが上がるのを恐れ、原作寄りのグラフィックになったのではないかと言われている。
しかし、いずれも剣盾グラフィックにしたところでCEROが上がるほどではないだろう。
3.ORASで叩かれたから
ORASは“アルファサファイヤ”のメインストーリーのみだったら良リメイクと言われている。クリア後のエピソードデルタはヒガナのせいで台無しとなり、ORASが叩かれる一番の要因となった。
ほかにも、
・“ただの友達”であるはずのライバルと恋人かのような描写が多々
・病弱で誰よりもポケモンを大事とするミツルがガチ廃人化
→リアルガチ勢のオタクNPCも登場させるなど煽る・原作では無個性だったカガリが、ボクッ娘+電波+ヤンデレを兼ね備えたキモオタ向けキャラとなる
・ホモ&レズネタ満載
・ブラック企業ネタ
・ジョウトの四天王カリンの名言を否定した上、ガブリアスで20連勝したという発言
・ガブリアスナイトをくれるフライゴン使いが、フライゴンはメガシンカできないと遠回しにdisる
→ネットのガブリアスage、フライゴンsageを公式がやる
など、ネットに媚びて原作のイメージを損なった結果、バッシングされることとなった。ネットのノリを公式がやったら寒いといういい例だろう。
これはほんの一例で、まだまだ問題点はある。
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4.ダイパリメイクでは原作に寄せ、剣盾グラフィックで新しい遊びをアルセウスでやる
一番有力とされているのは、ダイパリメイクでは原作寄りのグラフィックとし、剣盾グラフィックでの新しい遊びをLEGENDSアルセウスでやるという説。原作に寄せたのは、ネットに媚びて叩かれたORASでの教訓もあるのだと思われる。
一方、8世代なのでもっと剣盾グラフィックでいろんな遊びを提供したいということで、LEGENDSアルセウスが生まれたのではないか。ダイパリメイクの開発はイルカに外注しているが、当然ゲームフリークも携わっており、丸投げというわけではない。あくまで本命はLEGENDSアルセウスということではないか。