モルカー8話には、予告の段階でもワイルド・スピードやミッション:インポッシブルのパロディがあり、本編ではAKIRAやサメ映画などの要素も確認され、大きな話題となっている。
また、映画パロディ回に合わせ“ある仕掛け”があったというツイートがバズっている。
モルカー8話、アス比が映画サイズに!
今週のモルカー、地味に画面のアスペクト比が通常の16:9じゃなくて上下に黒枠をつけて2.35:1(映画サイズ)になってたの、映画パロディ回としてあまりにも細かすぎる…。
— ブンジロー (@toucan510) February 22, 2021
https://youtu.be/Yx3C7hegG6M
2:01のテディがメカシャークに食われそうになるシーンからアス比が映画サイズとなっている。
見里朝希監督、8話のヘリ墜落シーンが一番大変だったと語る
監督曰く、モルカー全12話中特に大変だったのがこの8話のヘリコプター墜落シーンだったと…https://t.co/zW0fLLQFnU#モルカー pic.twitter.com/CVjtdUyyp6
— (ryu) (@sahara19791) February 22, 2021
モルカーの見里朝希監督は「Real Sound」の取材に対し、12話の中で特に大変だったのは8話のヘリ墜落シーンだったと明かしていた。
爆発は全くCGを使わず、懐中電灯や綿だけで作成。カメラのシャッタースピードを遅くし、その間で懐中電灯を動かして爆発っぽく見せていた。ヘリも合成ではなく、デジタル処理で消し浮かせていたそうだ。
ハリウッド映画などで、カメラが徐々に動いていって迫力のある映像を見せるのが好きだったので、モルカーでもチャレンジ。しかし、実際にやってみると人形を動かしながらカメラも24フレーム分動かすため、途中でカメラが倒れてしまったり、画面が乱れて大変だったと語った。
モルカー本編は2分40秒という通常アニメの約10分の1のボリュームだが、そこには計り知れない苦労が込められているようだ。