ポケモン剣盾ランクマッチ・シーズン15が開始されてから2週間が経過した。ポケモンランキングの変動も緩やかとなり、今シーズンでの環境は固まったと思われる。
今回は、ダブルで2桁達成した構築を紹介したい。
ポケモン剣盾ランクマ・シーズン15ダブル使用構築「オーガトルネ雨スタン」
■カイオーガ
特性:あめふらし
持ち物:しんぴのしずく
技構成:しおふき こんげんのはどう かみなり まもる
配分:175-×-111(4)-202(252)-160-156(252) S↑A↓
解説:禁伝枠。雨を降らし、しおふきで制圧する。HPが削られたら、こんげんのはどうに切り替えたりダイマックスする。
カイオーガの強みはタイプ一致雨しおふきで制圧することなので、いきなりダイマックスするのはもったいない。HPが半分を切ったり、HPを削られる前提でするのがオススメ。
かみなりはミラーや水タイプ意識、Sに補正かけることで素早さが1段階上がることで最速ザシアンを抜き去る。
晴れなど雨以外の天候に後出しで投げて天候を変えたりもする。
■トルネロス
特性:いたずらごころ
持ち物:いのちのたま
技構成:ぼうふう ウェザーボール おいかぜ まもる
配分:155(4)-×-90-177(252)-100-179(252) S↑A↓
解説:雨エース兼おいかぜ要因。この枠は当初、エルフーンにしていたが、C125のタイプ一致ぼうふうが雨で必中となり、実は新規取得のウェザーボール(天気によってタイプが変わり、威力も100となる)もサブウエポンとして強力なので結局、トルネロスに落ち着いた。
■カミツルギ
特性:ビーストブースト
持ち物:とつげきチョッキ
技構成:リーフブレード スマートホーン せいなるつるぎ つばめがえし
配分:134-246(180)-151-×-65(108)-157(220) A↑C↓
・ひかえめレジエレキのじしゃくダイサンダー(威力130)高乱数耐え
・黒バドレックスのアストラルビット(ダブルダメージ)高乱数耐え
・最速90族(カイオーガ・グラードン)抜き
解説:基本的に後続に控えさせ、弱った相手を倒してビーストブーストを発動させる。こうすることで、いかくをもらってもプラマイゼロとなる。
■ガオガエン
特性:いかく
持ち物:フィラのみ
技構成:ねこだまし フレアドライブ DDラリアット すてゼリフ
配分:201(244)-157(60)-117(52)-×-129(148)-81(4) A↑C↓
・ザシアンのインファイトをいかく込みで高乱数耐え
・ひかえめレジエレキのじしゃくダイサンダー高乱数耐え
解説:もはや説明不要のガオガエン。ねこだましやすてゼリフで相手を妨害していく。
■レジエレキ
特性:トランジスタ
持ち物:じしゃく
技構成:10まんボルト エレキネット はかいこうせん まもる
配分:155-×-70-167(252)-71(4)-252(252) C↑A↓
解説:初手オーガトルネが無理な場合は大抵こいつを初手出しする。トランジスタじしゃくダイサンダーは非常に強力で、等倍以上なら大抵の相手は一撃で葬る。はかいこうせんはダイアタックとなり、ミラーで結構役立つ。
■一撃ウーラオス
特性:ふかしのこぶし
持ち物:きあいのタスキ
技構成:あんこくきょうだ インファイト ふいうち まもる
配分:175-182(252)-120-×-80-163(252) S↑C↓
解説:現環境ではエスパータイプが多く、高火力の悪タイプが欲しかったので採用。運用方法はもはや説明するまでもないだろう。
選出
1.オーガトルネツルギ
先発:カイオーガ、トルネロス
後発:カミツルギ、ガオガエンorウーラオス
2.エレキ展開
先発:レジエレキ、ガオガエンorウーラオス
後発:他4体から2体
3.VS晴れパ
先発:トルネロス、レジエレキorウーラオス
後発:カイオーガ、カミツルギ、ガオガエンの中から2体
オーガトルネツルギをメインとし、電気タイプやラプラスなどがいる場合はエレキ展開。晴れパには初手トルネロスで、裏にカイオーガといった選出をしていく。
2桁達成
2月15日に97位で2桁達成。レートは1800ちょいみたい。なお、この構築は途中から使ったので勝敗は覚えていないが、2桁行ったので少なくとも7割近くはあるのではないか。
まとめ
個人的には、カイオーガ構築はカイオーガ、トルネロス、カミツルギ、ガオガエン、レジエレキの5体が超安定。もう1体は選択といった感じ。ランクマでは、最後の枠をモロバレルにした構築をよく見かけるが、それだとバドレックスやソルガレオといった禁伝エスパーが重いためウーラオスの方がいいと思う。
モロバレルはいかりのこなが草タイプに効かないし、キノコのほうしはエレキやミストで無効化されるため微妙だと思っている。