10月11日放送の「ワイドナショー」はSNSで最近見かける「ロジハラ」を取り上げた。番組によると、ロジハラは「正論をぶつける人」「マウント取る人」のこと。この説明にSNSではツッコミが殺到している。
ワイドナショー、ロジハラは「正論をぶつける人」「マウント取る人」
こんなのもロジハラらしい
この説明に、ツイッターでは
なんでもハラスメントだな
ロジハラは「正論さえ言えば相手の感情なんか無視してもいい」と勘違いしてる相手に使うべきで、「ロジックを使うこと自体がハラスメント」ではないのよね。
これ、組織にやれやれ言われてる『PDCAサイクル』と矛盾した考えだよね。
これをハラスメントにするわけだ。ロジハラって、正論というよりは、論理的に語ってさも自分の意見が正しいと見せかけて相手を蹴落とす手法だよ、本当の正論じゃないし完全に誤訳だと思う
これをロジハラとか言うヤツは、失敗しても全部「自分ひとりで責任がとれてる」と思ってんのかなぁ
など、本当の意味ではないとの声が殺到。
ロジハラがあるなら当然「過度の感情論で相手を追い詰めるエモハラ」もある事になるんだよな
という声もみられた。
「なんJのネタじゃないの?」
ロジハラってなんJのネタレスじゃねーのかよw
— 鉄十字キラー@アイスボーンやってねえなぁ!? (@kan0601) October 11, 2020
ハラスメント全盛期に「ロジックハラスメントやめてください」みたいな構文で、あくまでネタとして使われていた言葉がロジハラだと思っていたけど、もしかして最初からそうゆう真面目な概念が存在してたのか。ディストピアかよ
— べる (@bell2718) October 11, 2020
ロジハラって元々はTwitter発のクソ造語でなんJでネタにされてたと思ったが……。
いつの間にか変な尾ひれがついて仰々しい言葉になってしまったな。— scarlet (@scarlet789) October 11, 2020
そもそもロジハラは元々、なんJでネタとして使われていた言葉ではないかと指摘する声も。
ツイッターを見た限り、ロジハラという言葉自体は10年以上前から存在した。ロジハラがよく使われるようになったきっかけかどうかは定かではないが、
正論ばかりの人を「ロジハラ(ロジカルハラスメント)」と呼んでます
というツイートで2018年3月になんJでスレが立ち、「ロジハラて 会話にならんやん」「正論を感情論で貶すのがロジハラちゃうんか?」といったレスが展開された。
乙武洋匡氏は
いま #ワイドナショー でやってるけど、正論で相手を追い詰めることを「ロジハラ(ロジックハラスメント)」と言うらしい。
こんなものがまかり通ったら、すべてに感情が優先される歪んだ社会になってしまう。むしろ世間の空気に流されずに正論を言ってくれる存在は大切にすべきでしょ。
— 乙武 洋匡 (@h_ototake) October 11, 2020
と語った。