テレビアニメ「名探偵コナン」の1話をリメイクした「名探偵コナン エピソードONE 小さくなった名探偵」の放送日が、来月9日に決定した。同日21時からの「金曜ロードショー」で放送される。
公式ホームページには予告動画やキャスト一覧が掲載されているが、キャストの中に黒ずくめの男達と大きな関わりがあるFBIの赤井秀一と公安警察の安室透の名前がないので出演しない可能性が出てきている。
2人は、1話の時点で何をしていたのだろうか。また、リメイクされる1話はどんなストーリーだったのかそれぞれ振り返って見ようと思う。
名探偵コナン エピソードoneのリメイク元の1話のストーリー
名探偵コナン エピソードoneは、1996年1月8日に放送された1話のリメイクとなっている。あれから約20年経過した現在、このストーリーを覚えているだろうか?
1話は主に、コナンになる前の工藤新一視点で進行。現在はキック力増強シューズだよりだが、素の蹴りで犯人に地球儀を当てる新一が冒頭で見れる。都大会優勝でトロピカルランドに行く約束をしていた毛利蘭と新一は遊園地デートをする。
そんな中、最近は開始3分以内で起こることが多い事件発生。この事件の被害者の最後は衝撃的で、今だったら規制がないとまず地上波で流せないだろう。
犯行はジェットコースターに乗っているときに行われたということで、乗っていた被害者の友人やコナンらの宿敵であるジンとウォッカが疑われる。当時のジンは金髪で、警察にびびるなど今と違って小者キャラだった。
事件解決後、ウォッカの怪しい動きを見た新一は、蘭に先に帰るように言い、ウォッカを追いかける。すると、ウォッカとどこかの会社の社長の取引を目撃。証拠を撮影しようとすると、背後からジンに襲われる。そして、アポトキシン4869を飲まされコナンとなる。
エピソードoneでは当時、登場しなかった灰原哀やFBIのジョディなどの行動や気持ちが追加され、今後のストーリーにつながる伏線も張り巡らせた全く新しい始まりのエピソードが展開される。
名探偵コナン エピソードoneに赤井や安室は出演しない? 1話の時点で2人は何をしていた?
2人の名前がないから登場しないというのは早計と思うが、いずれも黒ずくめの男に関わる重要人物だ。それにも関わらず名前がないということは、登場しない可能性が高いとみられる。
登場しない理由は不明だが、1話と言えば2人は何をしていたか想像できるだろうか?
赤井は、組織に潜入するために宮野明美に接近して交際スタート。組織では「ライ」というコードネームを与えられ、最終的に幹部のジンとの任務にまでこぎ着けた。そこにFBIの仲間を集結させてジンを押さえようとするも、部下のキャメルのミスで失敗し、組織から抜け出すこととなった。同時に明美とも破局となった。
明美はその後のストーリーで亡くなるが、1話の時点では生存。一方赤井は、FBI内からジョディらと組織を追っていたとみられる。
安室は、同僚のスコッチとともに組織に潜入。当時から赤井とはライバルだったが、スコッチが亡くなる原因を赤井が作ってしまったことで一方的に敵対。赤井が抜けた後も組織の内情を探っている。1話の時点では、ポアロでバイトしていないため私立探偵と公安の任務をこなしながら組織の構成員「バーボン」として活躍していたとみられる。
今回、FBIからはジョディのみ出演。一方公安は、安室以外に重要キャラがいないためか出演しない。