兵庫・宝塚市の住宅で、同居する母親ら4人をボーガンで撃ったとして逮捕された野津英滉容疑者。野津容疑者の関係者から、その人物像が明らかになってきた。しかし、関係者からは相反する証言が語られ、二つの顔が浮上した。
野津英滉の関係者から分かった二つの顔
「友達も多く素行に問題なかった」「すごく場を楽しませてくれる」
■中学時代の知り合いによると
「お調子者でよくイジられていた」(とくダネ)
■高校時代の同級生によると
「明るくて優しい普通の子だった。格闘技が好きで習っていた」(毎日)
「しゃべっていても面白い。特にケンカとかもしたことがない」(MBS)
■通っていた高校の校長によると
「友人同士で勉強を教え合うなど、積極的で真面目な生徒だった」(カンテレ)
「友達も多く素行などに問題はなかった」(MBS)
■大学の同級生によると
「すごく場を楽しませてくれる人で個人的には面白い人だなと思っていました」(グッディ)
■幼少時の野津容疑者と息子が公園で一緒に遊んだという女性によると
「兄弟げんかはよくしていたけれど、まじめな印象」(神戸新聞NEXT)
■近所の人によると
「1年ほど前、『こんにちは』とあいさつを交わした。普通の好青年に見えた」(神戸新聞NEXT)
このような証言がある中、その一方でそれとは相反する証言も出てきた。
「いつも1人でいた」「小学校の時にはさみ振り回して怪我させた」
■小学校の同級生によると
「小学校の時にはさみ振り回して怪我させてたから片鱗は見えてた」(ツイッター)
■大学の同級生によると
「先生が言ったことに対し文句を言うなど先生にしばしば反抗するところがあった。講義中に喧嘩腰に先生と言い争いしていたと聞いたことがある」(グッディ)
■近所の人によると
・3年ほど前に野津容疑者とみられる男が、母親とみられる女性と言い争いをしている声が聞こえてきた(MBS)
・同じく3年ほど前に、祖母とみられる女性が「孫から怒られたり文句を言われたりする」と話していたことがあった(MBS)
「自分から話すタイプではなく、おとなしい印象だった」(産経)
「何回も宝塚署の警察官が来ていた。近所からクレームが入っている感じだった」(産経)
「普段はおとなしいけれど、スイッチが入ると気性が激しくなり、性格が180度変わった」(日刊スポーツ)
■知人によると
「いつも1人でいて友達はいないよう。暗いイメージ」(スッキリ)
■かつて野津一家が住んでいた住宅の住人によると
「小学校高学年ぐらいから不良っぽい感じだった。あいさつもしないので印象は良くない」(神戸新聞NEXT)
幼少期に両親が離婚 祖母宅で同居も母親とは別居
神戸新聞NEXTによると、野津英滉容疑者の両親は幼少の頃に離婚。現場となった民家には、数年前から出入りするようになった。祖母、野津英滉容疑者、弟は同居しているが、母親は近くで別に暮らしていた。近隣には知らされていないという。
家庭環境が複雑なのは有名らしく、それで悩んでいたのではないかと、同級生とみられる人がツイッターでこのようなツイートしていた。
しかし、放任主義というわけではなく、昔は自転車の後ろに息子を乗せて仕事へ向かったり、週に2、3回は面倒を見に来ていたという。
また、中学校の頃から学校を休みがちで、大学では休みすぎて単位があまり取れてなかったという話もある。近所の人によると。祖母は穏やかで腰が低く、野津英滉容疑者が学校をサボっていても注意する人がいなかったと思われる。