4月27日放送の「とくダネ!」は、最近ネットで話題の「自粛警察」を取り上げた。番組によると、自粛が続く中、要請を守って営業する飲食店を攻撃する連中が全国で続出。その様子が、まるで警察のような取り締まりのようなことから、ネットでは「自粛警察」と呼ばれているという。
番組では、都内の2店舗を直撃。都の営業を守りながら運営したり、無観客でライブ配信するなど感染リスクを抑える対策をしているが、自粛警察は納得できないようで、店先に自粛を促す張り紙を残した。張り紙には自粛しない場合、「警察を呼びます」という脅迫まがいのメッセージや、「バカ」という誹謗中傷が寄せられていた。
飲食店に“悪質”張り紙 自粛警察の暴走が止まらない!
番組によると
・都の自粛要請を守りながら営業する飲食店、無観客でライブ配信を行った飲食店に自粛を促す張り紙がされる
・要請を守りながら営業する飲食店は、この張り紙に反論する形で張り紙を張ったが、翌日、「バカ」と誹謗中傷する張り紙がされていた
・2店舗の店主は、張り紙をする人の気持ちは分かるとするも「これがもし全国であるんだったら、それはすごく悲しい」「傷口に塩じゃないですけど悲しい思いはしますね」と肩を落とした
4月28日放送「とくダネ!」より
徳島県知事、県外ナンバーに暴言・あおり運転・投石などの差別的行為が発生していると指摘 しないよう呼びかけ
徳島県の飯泉嘉門知事は24日の定例記者会見で、県外ナンバーの車に「暴言やあおり運転、投石、傷つける」といった差別的行為が発生していると指摘、行為をしないよう呼び掛けた。
自己防衛するため「徳島県内在住者です」と明記した車用のステッカーも販売されている。製作した徳島市の販促企画会社は「肩身の狭い思いをしている人のためになれば」としている。
県によると「県外ナンバーに乗っていたら嫌がらせを受けた」と被害を報告する声の一方で「県外ナンバーが多い」との指摘など、ナンバーを巡り1日数十件程度の声が寄せられているという。