緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出自粛が求められる中、都内の美容クリニックには美容整形に来る客が急増していると、4月22日放送の「直撃LIVE グッディ!」が伝えた。
番組によると、外出自粛でダウンタイム(施術後の腫れやアザが回復するまでの期間)中に人に会う機会が少なく、職場でマスク着用が義務付けられたということで、ダウンタイムが長い大がかりな手術を受けに来る客が増えているという。
もちろん、クリニック側はたまったもんじゃなく、取材を受けた看護師は「こんな時に来る人はみんなテロリスト」とブチギレた。
美容整形に来る人急増!ダウンタイムが長い大がかりな工事も 看護師「こんな時に来る人はみんなテロリスト」
番組によると
・外出自粛が続く中、都内の美容クリニックで美容整形に来る客が急増
⇒1日50人くらい来る・ダウンタイム期間中に人に会う機会が少なく、職場でマスク着用が義務付けられて隠せるので、大がかりな工事を求める人が多い
・一方、クリニックに勤める看護師は「こんな時に来る人は、みんなテロリストだと思っています」「ウイルスをばらまきに来ている」とブチギレ
・施術中に客から「会社の人がコロナだった」と突然打ち明けられたことも
・状況を改善してほしいと、上司に訴えたが「休んでもいいですが、あなたの給料はないですよ」と言われた
美容整形手術を受けた女性「ずっと通っていたスポーツジムも今、営業停止してしまっていて、エステとか化粧品を買いに行くのも、なかなか厳しい状態。できることって美容クリニックぐらいしかない状態で、どうしても行きたかったという気持ちが勝っちゃいました(笑)」
厚生労働省「自由診療の世界に関しては、厚生労働省の規制はほとんどない」
4月22日放送「グッディ」より
ほかにも、親同伴で訪れたり、脱毛に来るおばさんも
高橋克実「目に見えて自分が誰かを傷つけるということが分かりにくいんだと思う」
美容整形に来る人が急増していることについて、高橋克実は「その気持ちに勝てないというふうに、それがこうやってずっと広げていることだと思うんですよね」と、新型コロナの拡大につながっていると指摘。また、「目に見えて自分が誰かを傷つけているというふうになってないから、それが分かりにくいんだと思うんですよね」と、自分の行動が他人の感染リスクを上げるということが分かりにくいとも。
一方、「ある程度、経済を回しながらやろうということだから、こういうふうになってる」とするも、気軽に店へ行くことができない現状に矛盾があるとし、「だから、どれが正しいのかっていうことが明確に出てないわけですよね」と締めた。