神奈川・横浜市で京浜急行の電車がトラックと衝突し、トラックの運転手が死亡、36人が重軽傷を負った大事故。これだけ大きな事故にもかかわらず、乗客の中から死者が出なかったのは京急電鉄の”とある”こだわりが生きたのではないかと話題になっている。
京急電鉄は先頭車にモーター搭載 独自のこだわりが被害拡大防いだ?
京急の先頭電動車のこだわりがなかったら、
もっと大惨事だったかもしれない恐怖。。。 pic.twitter.com/W5jcTfn6ID— つかへい(つかっち君)@宙派 (@yuihan_inochi) September 5, 2019
先頭電動車のデメリットとしては、
燃費の悪さ(エネルギー効率の悪さ)があるみたいです!!「燃費は多少悪くなるけど、安全輸送には変えられない」と会社説明会で説明されていたのを鮮明に覚えているので🙂
— つかへい(つかっち君)@宙派 (@yuihan_inochi) September 5, 2019
京成に至ってはクモハがなかったから、
わざわざ乗り入れに合わせて新調したって話も聞きましたよ!!— つかへい(つかっち君)@宙派 (@yuihan_inochi) September 5, 2019
そういうことですね!!
しかも相互乗り入れの鉄道会社にも要請してる念の入れよう。
— つかへい(つかっち君)@宙派 (@yuihan_inochi) September 5, 2019
先頭車両を電動車にして重心を下げ
万が一の脱線事故発生時の転覆リスクを抑制するこの京急のポリシーが
ギリギリのところで生きた。
車輌転覆や大破という惨事を免れたのは
不幸中の幸いだと思う。まずはけがをされた方の回復を願うところ。 pic.twitter.com/cwik1aMcx5
— のぼるさん (@ncnf_4_lifework) September 5, 2019
てか120km/hでぶつかって先頭車両が潰れてないばかりか周囲の住宅などに飛び込んでないんだもの。たしかに事故は痛々しいけど、これは凄い事です。先頭車両の乗客や乗務員も閉じ込められなくて済みますからね。
さすが京急。そなえよつねに。
ひとを大事にする会社は違うね。— のぼるさん (@ncnf_4_lifework) September 5, 2019
過去の大事故でも死者出さず
京急電鉄は、踏切での衝突事故や線路上への土砂崩れに遭遇した際、電車の転覆を防ぐため、伝統的に先頭車となる編成両端にモーター付きの車両を連結している。一般的に京急以外の鉄道会社では先頭車にモーターのない車両を用いることが多いが、モーターの付いた車両は重く、重心が低いため、衝突時のダメージが少ない。
今回事故に遭った1000形編成では、先頭車のモーター付きデハ1000形の重量は33トン、これに対して2・3両目のサハ1000形は27トン・23トンと軽い。先頭車がモーターなしの車両だった場合、電車側のダメージは大きく、さらに被害が拡大した可能性も高い。また、京急の線路幅は1435ミリメートルの新幹線と同じ標準軌を採用しており、JRなどの1067ミリメートル狭軌に比べ、安定性が高いとされている。
京急がモーター付きの車両を先頭に置いてきたのは、比較的カーブが多い線形にかかわらず、並行するJRへの対抗策として、快特は最高時速120キロ、特急以下は110キロの高速運転を行っていることによる。
横浜方面へ向かう快特の場合、事故があった神奈川新町第一踏切を含む京急川崎~横浜間では、時速120キロに達することもしばしばある。今回の事故も、時速120キロ近いスピードで電車とトラックが衝突した可能性がある。
2012年9月24日、京急本線追浜~京急田浦間で、時速約75キロで走行中の1500形特急(8両編成)が、線路上に崩れた土砂に乗り上げ、1~3両目が脱線し、重傷者10人・軽傷者44人を出したものの、転覆を免れた。先頭車両が重いモーター付きだったことも、大きな要因だとされている。
ネットの反応
学生時代に利用していましたが、初めて乗車したときは、速さに驚いて脱線するのではないかとハラハラしていたことを今でも忘れませんが、理念が明確で頼もしい企業なんですね。
福知山線脱線事故みたいにならなくてよかったね
京急の先頭車を電動車で重くするってのは事故を想定しているのでは無くて信号回路を着実に行う為なんですけどね!
他所は、先頭車両電動車で無いので、列車通過時信号やポイントの切替などに列車通過した後に余裕時間を組み込んでいるが京急は先頭電動車にする代わりに余裕時分が無いさすが京急。これからもかっ飛びで走ってくれ。