京都市伏見区の京アニ・第一スタジオが放火され、従業員ら33人が死亡した事件で、火をつけた犯人は青葉真司容疑者(41)と公開された。青葉真司容疑者はやけどで入院しており、逮捕状を請求できる段階ではないが、事案の重大性から容疑者名を明らかにしたとしている。
青葉真司容疑者とは、どのような人物なのか。週刊文春で、その生い立ちがつづられていた。
京アニ放火犯、青葉真司の生い立ち判明!
・埼玉県内の中学校を卒業後、埼玉県内の高校の夜間部に通いながら、県の非常職員として勤務
⇒その後は人材派遣会社に登録をしたり、2009年から茨城県内の郵便局に勤務したりしていた・2012年6月20日、当時34歳だった青葉真司容疑者は茨城県内のコンビニに包丁を持って押し入り、男性店員から現金を奪って逃走
⇒同日11時頃に警察署に自首し、強盗と銃刀法違反で逮捕された・自首した理由について「オウム事件の高橋容疑者のように逃げられないと思った」などと不可解な供述
・出所後、さいたま市の保護観察施設に入寮
⇒2016年7月頃に退寮し、その後はさいたま市にある現在のアパートに住んでいる
当時の逮捕報道
境署は20日、常総市鴻野山、無職青葉真司容疑者(34)を強盗と銃刀法違反の疑いで逮捕した。
発表によると、青葉容疑者は同日午前0時20分頃、坂東市弓田の「ココストア岩井弓田店」で、 カウンターにいた男性店員(50)に包丁を突きつけて脅し、レジから現金2万1000円を奪った疑い。青葉容疑者は同日午前11時頃、同署に出頭したという。
「遊ぶ金が欲しかった。オウムも次々捕まっており、逃げ切れないと思った」などと話しているという。
2012年6月21日配信「読売新聞」より
NHKによると、青葉真司容疑者は強盗などの罪で起訴され、懲役3年6か月の実刑判決を受けた。現在は生活保護を受けていて、精神疾患があるため訪問看護を受けることもあったという。
逮捕された青葉真司容疑者
京アニ放火殺人の犯人について、ネットでは複数の男がピックアップされており、その中には青葉真司容疑者もみられた。デマの可能性があるということで当サイトでは紹介しなかったが、今回はネットの特定班がやってくれたようだ。