埼玉・所沢市の自宅で所沢市立中学2年の本郷功太郎さん(13)を刃物で刺したとして、同じ中学に通う同級生の少年(14)が殺人未遂容疑で逮捕された。
県警によると、犯人の少年は刺したことを認めており、動機について「教科書のことでけんかになった」と供述しているという。
たかがけんかで同級生を刺したところをみると、本郷功太郎さんと犯人の少年の仲はかなり悪かったとみられるが、実際はどうだったのか。
埼玉・所沢市で中2同級生を殺害!犯人の少年「教科書のことでけんかになった」
本郷功太郎さんと犯人の少年について
警察によると
・犯人の少年は両親と祖母の4人暮らし
・これまでのところ、学校内で2人のトラブルなどは確認していない
「おとなしい良い子で、同級生3、4人がよく遊びに来ていた。刺したなんて信じられない」(近所の男性)
「事件に関わった2人は、小学校も一緒だったようで、廊下で話しているのを見たことがある。2人とも同じ部活に所属し仲がいいイメージがあり、どちらも活発で明るい感じでした。こういう事件が起こるとは思わなかったです」(2人と同じ中学に通う同級生の女子生徒)
一部では、本郷功太郎さんと犯人の少年が通っているとみられる中学が出ているが、確定的なものではないため、この記事での紹介は避ける。特定でき次第、別記事で紹介したい。
所沢中2殺害事件の概要
日午後4時50分ごろ、埼玉県所沢市の住宅前で「中学生が腹と口から出血しており、意識がない」と近隣住民から119番通報があった。県警によると、同市立中学2年の本郷功太郎さん(13)が玄関先で倒れており、搬送先の病院で6日未明に死亡が確認された。県警は同日、この住宅に住む本郷さんの同級生の少年(14)を殺人未遂の疑いで逮捕した。容疑を殺人に切り替えて調べている。
捜査1課によると、少年の逮捕容疑は5日午後4時50分ごろ、自宅で本郷さんの腹などを刃物のようなもので刺して殺害しようとしたというもの。本郷さんの腹や頭には複数の傷があったという。少年は容疑を認め、「教科書のことでけんかになった」などと述べているという。
少年宅を訪れた別の同級生が倒れている本郷さんを見つけ、119番通報した男性の家に駆け込み助けを求めた。この同級生は、少年と期末テストの勉強をする約束をしていたと説明しているという。県警は少年の供述などから、少年と本郷さんは事件前、少年宅でいっしょに勉強をしていたとみている。少年は本郷さんについて駆けつけた警察官に当初、「自殺をした」と説明していたが、所沢署に任意同行して事情を聴いたところ、自分が刺したと話したという。
119番した男性によると、本郷功太郎さんはあおむけに倒れ、犯人の少年は玄関先でしゃがみこんでいたそうだ。
事件現場は?
埼玉県所沢市久米1514−8
【追記】同級生によると、2人は卓球部に所属していた