川崎市登戸で小学生や保護者など20人を包丁で刺し、その後自殺を図った岩崎隆一容疑者(51)。同居する伯父夫婦の子供で、岩崎容疑者のいとこにあたる男女は被害にあった児童が通っているカリタス小学校の卒業生で、長女の子供も同小学校に通っていて、頻繁に実家へ帰って来ているという。
岩崎隆一容疑者は、カリタス小学校に通っていたいとこに強烈な嫉妬心をかきたてられ、同じ小学校に通っている児童に、その怒りをぶつけたのではないかとされている。
つまり、岩崎隆一容疑者といとこの間には確執があったということだが、5月31日に放送された「ビビット」のVTRに登場した岩崎容疑者の小学校時代の担任は”むしろ逆だった”と証言した。
岩崎隆一といとこで差別はなかった!?祖母が厳しかったワケ
「家庭訪問の時だったと思う」
こう話すのは、岩崎隆一容疑者の小学校時代の担任だ。伯母から岩崎容疑者の家庭環境について
「主人の弟の子で事情があって私たちが育てています」
と説明されたと話す。
少なくとも、伯母からはいとこの姉と岩崎隆一容疑者を差別しているようには見えなかったそうで、いとこの姉も
「(岩崎容疑者)がいたずらっ子で先生ごめんね」
といい、優しい姉だったと当時の印象を語った。岩崎容疑者も「お姉ちゃん」と2人の仲は決して悪くなかった。その一方で、亡くなった祖母と同居する伯父が厳しかったそうだ。
その理由だが、岩崎隆一容疑者はイタズラをすることが多く、犬を見れば石を投げたり、やたら唾をかけてくるなどして、周囲から苦情が来た時に祖母が厳しく叱ったそうだ。
凄惨な事件を起こし、最終的には自殺した岩崎隆一容疑者について、元担任は
「そんなこと起こしてしまう子になってしまったのは、とても残念」
と肩を落とした。
カリタス親子の”リア充っぷり”に激怒?
近隣住民によると
・岩崎隆一容疑者は地元の公立小中学校を卒業
⇒中学校はあまり通っていなかった・いとこの姉、または兄、あるいは両方がカリタス小学校に通っていた
⇒報道によって証言がまばら・岩崎容疑者は3兄弟の末っ子
伯父夫婦の子供で、30年以上前に同居していたいとこはカリタス小学校の卒業生で、いとこの姉の子供も同小学校に通っているとの証言がある。近くに住んでいるそうで、孫の顔を見せるため頻繁に実家に帰って来ており、その様子と自らの境遇を比較し、岩崎隆一容疑者は強烈な嫉妬心をかきたてられたのではないかという話もある。
「岩崎容疑者の学力の問題なのか、経済的な問題なのか分からないけど公立の小学校にいったでしょ。だからその辺で僕はカリタス小学校を狙ったんじゃないかな」(岩崎容疑者を知る住民)
5月30日放送「グッディ」より
このような証言もあり、カリタス親子の幸せな姿が岩崎隆一容疑者の逆鱗に触れ、それを全く関係ない別のカリタス小学校の生徒にぶつけたのではないかとされている。
祖母&伯父から虐待や差別を受けていた
岩崎隆一容疑者が同居する伯父夫婦の家に、かつては祖父母も一緒に住んでいた。両親が離婚し、祖父母が生きている時に引き取られたそうだが、祖母や伯父から様々な虐待や差別を受けていたようだ。
「祖父母にきつく叱られたこともあり、外に閉め出されたりして
『もう許してください』
という声も聞こえてきた」(近隣住民)5月29日放送「ミヤネ屋」より
他にも・・・
小学校の頃に何度かおじいちゃんに連れられて上の男の子(長男)と一緒に来ていた。上の子は坊ちゃん刈りで、隆一は丸刈りにしてくれとお願いされた」(近所の理髪店)
5月30日放送「グッディ」より
岩崎隆一容疑者の元担任いわく「差別しているようには見えなかった」とのことだが、実際はあったのではないか。祖母と伯父が厳しかった理由については、岩崎容疑者のイタズラを叱るためだったそうだが、それにしてはいささか厳しすぎるのではないか。
祖母と伯父の虐待や差別で、岩崎隆一容疑者がひねくれていったということも考えられる。虐待や差別以外で岩崎容疑者を教育することはできなかったのだろうか。