【報道規制】大阪・梅田の飛び降り自殺をマスコミが報じない理由とは

【報道規制】大阪・梅田の飛び降り自殺をマスコミが報じない理由とは

大阪・梅田にある駅ビルの16階から20代くらいの女性が飛び降り自殺を図ったとみられる問題。ネットでは、最初にNAVERまとめが取り上げ、他のまとめサイトや当サイトをはじめとするトレンドサイトも続いた。

NAVERまとめの記事は現在、150万PVを超えており、5chやついっぷるトレンドにも関連したトピックが載るなど、大きな注目を集めている。

一方、ほとんどのマスコミは梅田の飛び降り自殺を伝えていない。当サイトが見た限り、取り上げたのはサンスポ・ABCテレビ・毎日新聞(有料記事で途中までしか見れない)の3社のみ。これだけ大きな話題になっているのにもかかわらず、マスコミが報じない理由とは?

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大阪・梅田の飛び降り自殺をマスコミが報道しない理由は”ウェルテル効果”を懸念してか

マスコミが梅田の飛び降り自殺を報じない理由について、ネットでは様々な憶測が飛び交っているが、中でも有力なのが「ウェルテル効果」の懸念である。

ウェルテル効果とは、マスコミの自殺報道に影響されて自殺が増える事象のこと。社会学者のDavid P. Phillipsにより命名された。

日本における自殺の名所として、新小岩駅は有名だ。以前は年間でせいぜい1~2件の人身事故が、2011年には11件に急増。その背景には、同年7月に起きた人身事故が関わっているそうだ。

男女が連日にわたって飛び込み、それらの事故が大きく報道された。自殺者が多数出たという事実を影響力の高いマスコミが伝えることで

「新小岩駅のホームに飛び込めば確実に死ねる」

ということが広まり、自殺志願者が急増したのだと思われる。

場所だけでなく、有名人の自殺報道も後追い自殺を急増させるようだ。

3日前が命日だったX JAPANのhideが亡くなった時は女性ファンの自殺が急増し、X JAPANのメンバーが自殺を思いとどまるよう記者会見を開くという社会問題にまで発展したらしい。

このように、マスコミが報道することで梅田の駅ビルでの後追い自殺を急増させる可能性があるということで、ほとんどのメディアは自粛しているのではないかとみられる。まもなくGWが明けるということもあり、それも懸念しているのではないか(長期休暇の終了直前・直後に自殺が増えるというのはよくある話)。

一方、現場でカメラを背負ったマスコミが”笑顔”で走り抜けていったという書き込みがいくつかみられ、後日、小さく報じられるのかもしれない。

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