埼玉・上里町で軽トラックと原付バイクが衝突し、バイクに乗っていた男子高校生(18)が意識不明の重体となっている。
警察は、軽トラックを運転していた黒沢里子容疑者(87)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕した。
【埼玉】軽トラと原付が衝突 87歳女を逮捕
埼玉県上里町で87歳の女が運転する軽トラックと男子高校生(18)の原付きバイクが衝突する事故があり、高校生が意識不明の重体です。
2日午後5時すぎ、上里町の交差点で軽トラックと男子高校生が運転する原付きバイクが出合い頭に衝突する事故がありました。高校生は衝突したはずみで近くのブロック塀に体を強く打ち、意識不明の重体です。
警察によりますと、駐車場を出て左折しようとした軽トラックが右側から直進してきた原付きバイクと衝突しました。警察は軽トラックを運転していた黒沢里子容疑者が安全確認を十分にしないまま道路に出たとみて、過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。
調べに対し、黒沢容疑者は容疑を認めています。
【勲章なし】飯塚幸三と同年齢だが、黒沢容疑者は現行犯逮捕
飯塚幸三の場合
・飯塚が運転するプリウスとゴミ収集車が衝突し、男女12人が死傷
⇒うち2人が死亡・スピードを緩めずに直進し、約150メートル暴走
⇒ブレーキもハンドルも切らず、時速100キロ近くで走行・事故の衝撃で怪我をして入院
⇒退院後に過失運転致死傷の疑いで任意聴取の予定・旧通産省工業技術院の元院長、勲章「瑞宝重光章」を所持
黒沢里子容疑者の場合
・黒沢里子容疑者が運転する軽トラックと原付バイクが衝突し、原付に乗っていた男子高校生が意識不明の重体
・安全確認を怠ったとして、過失運転致傷で現行犯逮捕
・黒沢里子容疑者が怪我をしているかどうかは不明
事故による被害は飯塚が圧倒的だが、退院後も逮捕されない方針だ。その一方で、黒沢里子容疑者は1人重体で現行犯逮捕されている。2人とも逃亡や証拠隠滅の恐れはないと思われるが、同年齢でここまで対応に差があるのはなぜなのか。
飯塚の場合、怪我や体調が良くなるまでは逮捕しないのではないかという指摘もあるが、それなら退院後に逮捕すればいいはず。やはり、上級国民は逮捕を免除されるのだろうか。
せっかく世間は、飯塚の事故を忘れかけていたのに、この事故で再び飯塚叩きが再燃しそうだ。