宮城・仙台市のマンションで小学1年の次男(7)を殺害したとして、父親で無職の菱沼芳徳容疑者が殺人容疑で逮捕された。
近年急増している親が子どもを殺害する事件ということで、菱沼芳徳容疑者が虐待していたのではないかと疑われる。実際はどうだったのか。
菱沼芳徳容疑者の家族構成
父・菱沼芳徳容疑者(39)※無職
母(39)
長男(9)
慶士くん(7)
長女(5)
・事件当日、家には菱沼容疑者と子ども4人で寝室にいた
⇒翌朝、帰宅して寝室で寝ていた妻が慶士くんの異変に気づき、別室にいた菱沼容疑者自ら通報
・慶士くんに虐待された形跡はなく、これまでに警察や児童相談所への相談もなかった
「夫婦間にトラブルがあった」
警察の取り調べに対し、菱沼芳徳容疑者は「手で首を絞めて殺した。家庭内でトラブルがあった」と供述している。
一方、河北新法によると、菱沼芳徳容疑者は「夫婦間にトラブルがあった」とも供述しているという。
つまり、夫婦での問題を慶士くんにぶつけてしまったというわけだ。当初はわが子を手にかけてしまった罪悪感から切腹して自殺しようとしたが失敗し、憎き妻に慶士くんの亡骸を発見させて精神的ショックを与えようとしたのかもしれない。すぐに通報しなかったのはそのためではないか。
近くの駐車場の監視員によると
菱沼容疑者の印象
「いつも母親が送り迎えをしていたが、母親が休みのときは父親がしていた」
慶士くんの印象
「おとなしそうな、手振るときも人見知りしているような子だった」
TBC東北放送より