行方不明になっていた女子大生の菊池捺未さんを遺棄したとして逮捕された広瀬晃一容疑者の中学時代の卒業文集がNEWS ZEROで公開された。
おとなしい印象の広瀬晃一容疑者だが、文集ではイキリまくっていたようだ。
【イキリ陰キャ】My Dream:傭兵、今ほしい物:マシンガン・コンバットブーツ・日本刀
高校生になったら・・・とつづっているが、広瀬晃一容疑者が以前住んでいた住宅の元大家が「中学を卒業しても働いている様子はなく家にいることが多かった」などと証言しており、高校には進学せず、数年間は引きこもっていた可能性がある。
元死刑囚と同級生だった!
「2008年に茨城県土浦市で刃物で9人を殺傷する通り魔事件を起こし、13年に死刑になった金川(真大元死刑囚)と広瀬容疑者は中学時代の同級生だった。金川は中学時代、活発なヤツだった。だが、ゲームにはまって引きこもって、通り魔事件を起こした。広瀬容疑者もゲーム好きだったから、接点はあったと思う」(広瀬容疑者の知人)
金川元死刑囚もバイトを始めたり、やめたりを繰り返していて、バイト生活を送りながら、ゲームに熱中していたそうだ。
主にゲームセンターの格闘ゲームに打ち込み、犯行後には「ニンジャガイデン・ドラゴンソード」という忍者アクションゲームを購入し、一日中プレイしていたらしい。
広瀬晃一容疑者は中学の卒業文集に傭兵、マシンガン、コンバットブーツ(軍隊などで使われる靴の総称)、日本刀といったキーワードを使っており、戦争ゲームや殺人ゲームが好きそうだ。
他にも彼女(一番ほしい)を上げ、女子高生や女子大生を言葉巧みに呼び出す勉強として、恋愛シミュレーションゲームなどもやっていたかもしれない。
▼ニンジャガイデン・ドラゴンソード
広瀬晃一について
名前 | 広瀬晃一(ひろせこういち) |
生年月日 | 昭和59年2月19日(35歳) |
出身 | 茨城県土浦市 |
在住 | 神栖市深芝南 |
血液型 | AB型 |
略歴
学生時代
・小学校の卒業文集で、ロケットをつくり続けるという熱い思いをつづっていた
・土浦市の中学校を卒業
⇒在学中はなかなか友達ができず、不登校になっていたことも
「印象に残らないくらい目立たなかった子でしたね。ただ、子どもが言うには、『いざ話してみると、言葉遣いも乱暴だし、怖いなって感じた事がある』と言ってました」(広瀬容疑者の同級生の母親)
「おばあちゃんが『お金をあげるから学校行きなさいよ』って言わないと行かない」(広瀬容疑者の中学時代を知る人)
青年時代
1999年 | スーパーの総菜調理や塗装工などに従事 |
2017年4月 | SNSで知り合った女子高生に現金を渡す約束をしてみだらな行為をしたとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕 |
2017年6月 | 同罪で罰金50万円の有罪判決 ⇒牛久市の農業法人に採用されるが、約1ヶ月で来なくなる 「仕事に来たり来なかったりとかで来てない日が多い」(広瀬容疑者の元同僚) |
2018年夏ごろ | 牛久市の実家から神栖市のアパートに引っ越し、一人暮らしを始めた 鹿嶋市の土木会社に勤め、塗装作業などをしていた |
2019年1月24日 | 自宅を逮捕監禁容疑で家宅捜索され、任意で事情聴取を受ける |
1月25日 | 勤務先に涙ながらに「おれはやってません」と訴えた ⇒同日に解雇 |
1月30日 | 殺害を認め、女子大生の遺体を埋めたと供述した神栖市の畑から遺体が見つかった ⇒死体遺棄容疑で逮捕 |
土木会社では、「金に困っている」と給料日前に1万円を前借りしたことが数回あったものの、勤務態度は真面目で、無断欠勤もなかった
人物像
・昔からゲーム好きで、オタクのような性格
・近づきがたい雰囲気で、人に心を開くタイプではない
・金もあまりなく、安い銘柄のたばこを吸っていた
・近所付き合いはほとんどなく、ごみ出しをめぐって住民と度々トラブルになっていた
・とにかく気が小さく、小心者といった印象
「補助を出すからインフルエンザの予防接種を勧めても『注射は嫌だ』と受けなかった」(元勤務先の社長)
家族
幼いころに父親を亡くし、姉や弟、妹とともに母子家庭で育つ
「ちょっといろいろ事情のあるご家庭だったようなので、こういう事件を起こしてしまうような心の闇みたいなものができてしまったのかな」(広瀬容疑者の同級生の母親)