2017年6月、新潟県新発田市で市立中学2年の男子生徒が自殺した問題で、新発田市教育委員会の山田亮一教育長(61)が謝罪のため生徒宅を訪問した際、父親に対して「お前」などと不適切な発言をしたとして、辞職願を提出した。
自殺中2の父に「お前」=謝罪訪問で教育長、辞任へ―新潟
新潟県新発田市は11日、山田亮一教育長(61)が辞職願を提出したと発表した。いじめを訴えて自殺した同市立中2年の男子生徒(当時13歳)の遺族に対し「お前」などと不適切な発言をした責任を取るという。
男子生徒は昨年6月、家族に「クラスでいじめられている」などと相談した2日後に自殺。今月5日、市教委の第三者委員会が「自殺の原因はいじめだと推定できる」とする報告書をまとめ、山田教育長は遺族宅に謝罪に訪れた。その際、父親に「(保護者会に)俺も行くからお前も来るか」と発言したという。山田教育長は父親の小学校時代の担任だった。
父親は10日、市教委に「謝罪の場では一保護者として対応してほしかった」と苦情を申し入れていた。市教委によると、山田教育長は「不適切な発言で市民の信頼を損ない、遺族を傷つけた」と話した。
平成33年3月31日までの任期だった
新発田市によると、山田亮一教育長は平成30年4月1日に教育長に就任。平成33年3月31日までの任期だった。
出典:http://www.city.shibata.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/002/461/kyouikuchooyobikyouikuiin.pdf
また、新発田市みらい創造課の主任も務めていたようだ。
出典:https://www.city.niigata.lg.jp/shisei/gyoseiunei/sonota/fuzokukikankonwakai/konwakai/sonota/chiiki/kouiki/toshiken-visionkon.files/02_syussekimeibo.pdf
※オブザーバーは、会議などの準資格参加者。意見の表明はできるが、議決権のない人。立会人
▼辞職する山田亮一教育長