海賊版漫画サイト「漫画村」が閉鎖してから4か月が経った。政府の知的財産戦略本部は8月24日、海賊版サイトに対する5回目の検討会議を開催。会議では、弁護士から”第2の漫画村”ともいえる海賊版サイトの実態について報告が上がった。
”第2の漫画村”とは
違法海賊版サイトは、漫画村のように、違法なコンテンツをサイト上で読むタイプの「オンラインリーディングサイト」のほか、不正アップロードされた漫画や雑誌をダウンロードできるリンクをまとめた「リーチサイト」 などがある。
(中略)
大きな話題になった漫画村は閉鎖したものの、最近では新たな「漫画村」となりうる海賊版サイトが出てきている。
内容は漫画の表紙のみをサイトに張り付け、そこから違法データが保管されているサイトのURLを載せるなど、「オンラインリーディングサイトとリーチサイトの中間のようなもの」だという。
会議で報告された「第2の漫画村」と言われる違法サイトは、漫画村が閉鎖状態になった後に存在が確認され、月間訪問件数は6月に約100万件、7月には約240万件と急増の兆しを見せていた。会議では、解析の結果、運営者は海外在住者であることが指摘された。
このサイトは画像の保管庫として写真の共有を目的とした一般的なコミュニティサイトを使い、訪問者を誘導。その後、コミュニティサイトが出版社の削除の要請に応じたため、一時的に使えない状態になっている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180829-00010009-huffpost-soci
▼第2の漫画村のキャプ
出典:https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/news/18/02419/
第2の漫画村は「R」
第2の漫画村と言われているのは「R」という海賊版漫画サイト。漫画村のように多くの”違法漫画”がアップされている。漫画をクリックすると、閲覧ページへのリンクや漫画の説明、ダウンロードリンクなどが掲載されているページに移動する。
サイト内には複数の広告が設置されており、コンテンツにアクセスすると、エロサイトやショッピングサイトに飛ばされたり、マルウェア検出の警告が出ることもある。
ほかにも、海賊版アニメや英語漫画サイトを運営
R運営者はほかにも、「M」という海賊版英語漫画サイト(漫画も英語)や「J」というAniTubeみたいな海賊版アニメサイトを運営している。R同様、コンテンツをクリックすると、閲覧ページへのリンクなどが掲載されているページに移動する。なおJには、ダウンロードリンクはみられなかった。
いずれも会員登録制で、登録者がコンテンツをアップロードできる仕組みとみられる。
RとMは5月4日、Jは7月24日にそれぞれドメイン取得している。SimilarWebによると、Rは日本からのアクセスが最も多く、次点でアメリカ。Mはアメリカからのアクセスが最も多く、次点でベトナムだった。なお、Jはデータ不足で計測されなかった。
▼海賊版英語漫画サイト「M」
▼海賊版アニメサイト「J」
▼RとMのフッダーに書かれていた文章
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